2019年01月20日

今年は3等が4枚

 年が明けてから早やくも3週間になろうとしています。
 今日はお年玉年賀状の抽選が行われたので早速今年頂いた年賀状の番号を照合してみました。
IMG_4693.jpg
 結果、今年は4枚ほど3等の切手シートが当たりました。
 去年は3等が10枚、一昨年は2等のふるさと小包が当たりましたが今年は当たりがやや少なめでしたね。
 それはともかくここ数年はお客様から頂く年賀状も増えて本当にありがたく、そして嬉しく思います。
 ここに改めて今年1年もどうぞよろしくお願申し上げます。
 
posted by togishi1 at 20:34| Comment(0) | 思うこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月01日

明けましておめでとうございます!

IMG_4639.jpg
 明けましておめでとうございます!
 旧年中は研磨の御依頼をたくさん頂き、本当に皆様にお世話になりました。
 今年もご依頼くださるお客様のご要望にお応えし、ご満足頂くことが出来るよう更に精進するつもりですので何卒よろしくお願申し上げます。
 さて元日である今日は例年通り市内の愛宕神社まで初詣に行ってまいりました。
 ここの神社は地元密着型と言いますか大変アットホームな雰囲気、そして何よりも混まないのは良いです。
 
 さてさて当工房も明日仕事始めとなります。
 当工房にご依頼くださるお客様、そして私と関わる全ての方々にとりまして素晴らしい2019年になりますようお祈りしております。
 
 
posted by togishi1 at 16:08| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月29日

年末の仕事から。。。

 年末の仕事、今年最後の着手となるのはFacebookページのほうでもご紹介させていただきました鎬造りの御刀です。
 今月は3振り連続で平造短刀の研磨だっただけに2尺2寸5分弱と決して長寸ではなく標準サイズの御刀ですが感覚的に長く感じてしまっております。もう半分は研いだかと思うとまだ3分の1だったりで、短い御刀の後に長い御刀を研ぐと必ず起きる感覚です。
 もちろん逆バージョンもあるわけで、2尺5寸越えの御刀の後に短刀だったりすると自分でも心配になるほどに効率良く感じますね。
 やはり数日に渡ってその御刀と向き合っているとその時その時の研磨効率が標準になってくるんでしょうね。
 IMG_4635.jpg
 そんな事を考えながらひとまず今日の仕事(備水砥工程)を終えた段階でパチリ!。
 
 さてそれにしても今月はお問い合わせ、ご依頼件数ともにたくさんいただきました。 
 毎年12月は他の月よりも多い(理由はわかりません)のですが特に今年は多くて、ありがたく思っております。
 また、毎年恒例ですが年明け直後には”リピーターフェアー”を予定しており今はその計画と準備をしております。
 今年は御依頼件数が益々多かった分、逆にリピータフェアーとして受け入れられる本数や受付期間、条件に限りがありますのでリピーターフェアーをご検討のお客様は”フェアー”のページをご覧いただき、期間内にお申込いただきますようお願い申し上げます。

 
 
posted by togishi1 at 22:22| Comment(0) | 思うこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月25日

クリスマス

IMG_4623.jpg
 今日はクリスマスですね!。
 とは言っても我が家では特にツリーを飾ったり、クリスマスケーキを食べたりはしないのですがやはり何気に気にはなるので毎年ブログには書いています。
 そろそろクリスマス写真のネタもなくなってきたのですが探してみるとサイドボードの奥のほうにサンタさんの置物人形があったので写真撮ってみました。
 なかなかヒョウキンなお顔をしてるし、せっかくだから研場にでも持ってきて飾りますかね(笑)。
 それにしても今年は例年以上にクリスマスと言う感じがしないです。
 買い物とかもほとんど出ないで仕事しておりましたのでスーパーやデパートでクリスマスソングを聞く機会がなかったのもありますが、今夜はこのサンタさん人形を眺めながら心の中でクリスマスソングを歌い、イエスキリストの生誕をお祝いしたいと思います。
posted by togishi1 at 19:27| Comment(0) | 思うこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月15日

さすがに師走!

 いやあ、目が回るほどの忙しさで師走である今月はホントに”研師”である師の付く私は忙しくて早くも月半ばになってしましたね。
 同居している母の通院のことは個人のFacebookページで載せてたくさんの励ましのお言葉をいただけてここに御礼申し上げます!。ありがとうございました!。う〜ん、そうですね今は週単位での通院ではありますがやはり家族として、親子としては気持ちに余裕が無いのは本音ですがそれを言い訳に研磨の仕事に影響させないようにするのがプロだと思いますのでとにかく今はお仕事をいただけることに感謝です!。
 今週は新潟のお客様が直接お持ち込みになられての研磨御依頼をいただき、今日も市内のお客様がご夫婦で短刀の研磨諸工作を御依頼くださいました。また東京のお客様からも研磨御依頼の御刀を本日発送されたとのご連絡もいただき、23日には県内のお客様が研磨御依頼ご相談でお見えになられる予定・・・。
 ですが不思議と今月の実質的な研磨作業は短刀ばかりですからちょっとした時間も出来るので今年最後の刃艶作理を行いました。
 tsuyahari12.jpg
 
 当工房はとにかく全国のお客様から御贔屓いただき、途切れることなくご依頼を頂いているのは上述の通り、ただうっかりすると大事な砥石が終わりかかっていたしたので、今回も先日東京の並川商店に刃取りとナルメ用のコッパを大量に買ってまいりして今日はその艶張リを行いました。(抜群の砥石で驚いたくらいで、嬉しくなって並川商店にお礼メールしたくらいです)
 それがこの写真ですが刃取りやナルメに向く内曇砥コッパ(当工房基準)を薄く割って表面を内曇砥で滑らかにしたところに和紙を漆で裏打ちする作業です。
 よし、これだけあれば数か月は持ちそうですが別に下刃艶用のコッパもそろそろやらなければ・・・。
 これはこれで結構楽しい作業なんですよ(笑)。
 
 さて明日からまた短刀の仕事、頑張らねば!
posted by togishi1 at 19:48| Comment(0) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月25日

小刀のツナギ。。。

 今年は暖冬とか言われてますがさすがに11月も下旬の今日あたりは朝晩の冷え込みが厳しくなってまいりました。
 それでも週間予報ではまた明日あたりから日増しに暖冬復活と言っているしなんだか体調のほうが追いつかない感じですね。
 さて行慶先生の脇差も23日に無事にお客様に納品できまして昨日は下の写真にある小刀ツナギを製作し、本日は通常の研磨作業後にこの小刀ツナギの最終点検と発送準備を行いました。
 kogatana-tsunagi.jpg
 ちょうど一か月前ですが煙草入れに仕込まれた六歌仙小刀を研磨し、御客様にも大変ご満足いただけました。
 (10月22日に日本刀研磨工房Facebookページに投稿しました)
 その後お客様からご連絡があり、やはり中身がないと煙草入れのほうがガタツキがあるので小刀ツナギを作って貰えないだろうかとのご要望がありましたことかお引き受けした次第。
 実際に煙草入れをお送りいただきましたが元々が小さな木ハバキ(柘植製?)も付属していてこの薄く小さな木ハバキに合わせて竹製のツナギを製作し煙草入れに入るようにしなければなりませんのでかなり神経を使う難しい作業でもありました。
 無理に合わせようとすると薄く小さい木ハバキですから破損するリスクもありますし、目釘のない柄に適度な固さで挿入、鞘側はガタつかないようにキッチリとしかし固くならないように・・・、いやはや本当に難しい作業で時間がかかりました。
 当工房では小柄小刀の研磨にも積極的に取り組んでおり、同時に小柄櫃に小刀の代わりに入れる竹製のツナギも御要望があれば製作しておりますが今回のような仕事は初めてでした。
 それにして色々なご依頼があるものですね・・・!、今回も勉強させていただきました。
 
posted by togishi1 at 18:42| Comment(0) | 小刀 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月15日

早いもので・・・

早いものでもう11月、そして11月自体ももう半ばになり秋の深まりを感じる季節になりました。
当工房では今月に入ってから研磨していました2尺5寸越えの御刀が昨日研ぎ上がり本日発送することが出来ました。tsunatoshi.jpg
この写真の御刀がそれです。
画竜点睛とも言えるナルメを完了した段階の写真です。
今年は4月の大振り薙刀をはじめとして大仕事とも言えるご依頼を例年以上に頂き、今回の御刀もその一つでもありました。
詳細は日本刀研磨工房facebookページにも投稿しましたのでご覧いただけると幸いです。
今年最後の山場を乗り越えてとにかくホッとしました。
さて明日からはまた新たな御刀に着手、きっと年末まではこの調子であっという間に時間が過ぎ去ることでしょうが惰性ではなく充実した研磨日々を送りたいと思います。

posted by togishi1 at 15:40| カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月29日

人間ドック

 今日は年に一度の人間ドックを受けてきました。
 ningendock.jpg
 私は桐生市に住んでいるのですが数年前までとある団体での検診で毎年この伊勢崎市民病院で受診していまして、その記録が残っていることから一昨年からは個人で毎年人間ドックを受けています。
 日本刀の研師は謂わば個人企業ですから自分の健康管理は自分でしっかり行わないとなんです。
 本当に子どもの頃からなりたくてなれた日本刀の研師という仕事を、長いようで短い人生の中、一日でも長く続けていきたいと切に思っています。
 「自分って何歳まで研師できるかなあ?」
 今日も採血、レントゲン、バリウム検査とかいろいろありましたがその合間合間に考えてしまいました。
 う〜ん、”最期の日は御刀を握ったまま研ぎ舟の上で・・・”それが理想であります。
 
 さて結果は一か月ですが楽しみなような不安なような・・・。
 結果が来ましたらまたブログに書きます。

 
posted by togishi1 at 18:05| Comment(2) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月23日

艶作り・・・

 前回のブログからまた随分日にちが経ってしまいました。
 研磨の仕事は変わらずたくさんのご依頼をいただけて忙しくさせていただいておりますが並行して母の通院治療と介護サービスが本格的に始まり、その手続きとか諸々あり、本当に今月は目の回る忙しさでハードでした。
 研磨完了の翌日は一日お休みをいただくのですが完全OFFとはなかなかいきませんね・・・
 実は今日も休務日ですが”艶摺り”を行いました。
tsuyasuri.jpg
 ”艶”とは仕上げ研磨で使う砥石のことで内曇砥を割って薄く擦って和紙を漆で裏打ちする”刃艶”と鳴滝砥を同じく薄く擦って作る”地艶”があります。
 写真のグレー色のものが刃艶で黄色が地艶です。
 大村砥という荒砥で薄く擦り下ろすので庭先の水道で行いました。
 今日あたりはまだ手がかじかむほどの寒さではないのでこの大村砥での擦り下ろしができましたがこれからの時期は外でのこの作業は厳しいので今年最後の作業になりそうです。
 この後の工程としては青砥、内曇砥と艶の表面を滑らかにしてから和紙を貼ります。
 青砥と内曇砥で滑らかにする工程は工場の中でも出来ますのでまた次の休務日としますかね。
 さて明日からはまた新たに脇差に着手、頑張りたいと思います。


 
posted by togishi1 at 16:44| Comment(2) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月01日

台風が去り今日から10月!

 今回の台風24号、発生当初は大陸のほうに向かうと思いきやまさかの日本縦断となりました。
 被害に遭われた方々には心からお見舞い申し上げます。
 ここ群馬県も真夜中に台風が通過して不安を覚えるほどに風雨が凄かったですが、明け方は嘘のようにすっかり晴れてまさに秋晴れの10月を迎えました。
 それにしても先月(9月)は目まぐるしくあっという間に過ぎ去りました。
 というのも母の病気が見つかり、通院治療が始まったことから最初は現実に振り回されつつも、例えば早朝未明に工場入りして受診時間分を浮かせたりもして夜は相当早めに就寝・・・、。それでも早朝未明だからこそ特に仕上げ研磨に関しては最適であることを今更ながら再認識したりで、う〜ん・・・、上手く言えませんがイレギュラーな中にも発見などもあって、ホント時間が足りないくらいにも感じました。
 今日も母の受診日で今回から毎月血液検査をすることになり次回は2週間後の受診です。この2週間ごとの受診で安定していければと願う次第です。
 さて話も変わり今現在の納期ですが、御依頼いただいてお預かりしている御客様に当初お知らせした納期よりも約1ヶ月ほど余分にお時間をいただいております。
 ただ、本日改めてお預かり本数を確認し、そこから算出したおよその納期ですともう少しで当初の納期に戻せそうです。
 個別の納期目安と順番はお問い合わせいただければすぐにお答えできますので是非お気軽にお問い合わせください。
 さて、例年ですとボチボチ本格的にコンクール出品刀への着手時期でしたが今年はそれもないのでとにかく年内は猛ダッシュ、しかしもちろん手抜かりなく”日本刀研磨工房”の研磨として恥ずかしくない研磨で仕上げていきますのでよろしくお願い申し上げます!。
posted by togishi1 at 16:48| Comment(0) | 思うこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月08日

今日の勉強会とお知らせ

 今日は月例の勉強会でした。
 参加者はいつものWさん、Tさんのお二人でした。
 まずWさんはさきのコンクールで初出品初入選したことでホッとした反面、達成感と研磨の奥深さと難しさを改めて感じてしまったとのことで最近はちょっと研磨の練習はお休みして専ら鑑賞の勉強をされているとの事でした。
 そうですね、時には研磨の手を休めて日本刀本来の鑑賞や鑑識を振り返るのも充電期間として有効ですね。
 
 次に同じく常連のTさん、本日東京での研修会で実習に使用した脇差とコンクールに出品された御刀をご持参されました。
 脇差は刃取りの状態でご持参されました。
 刃取りのライン取りに戸惑う点があるとの事ですが確かに山の部分,谷の部分をどの程度拾ってライン取りを形成していくかが定まっていないご様子でした。
 またラインからはみ出てしまったりもあり、それも含めて刃取りの方法や手順をお伝えし御確認いただきました。

 本日は御二方のみの参加でしたのでテーマに拘ることなく御二方の課題についてお話をさせていただき、やや早めに解散となりました。

 さてここでお知らせがあります。
 前回のブログでも書かせていただきましたが私の母の病気が見つかり通院が始まりました。
 まだ検査次第で通院の頻度も流動的でして場合によっては勉強会と通院日が重なってしまう可能性も出てきましたことから誠に勝手ながらしばらくの間、定期的な勉強会はお休みをいただくことになりました。
 もちろん再開を前提としたお休み期間となりますので再開のメドが立ちましたら改めて当工房ホームページ及びブログでお知らせいたします。
 なお、あくまで月一で開催する定期的な勉強会のみのお休みですから当工房の営業はこれまで通りです。そして勉強会参加者の皆様とはこれまで通りのお付き合いのほど何卒よろしくお願い申し上げます。

 
 
posted by togishi1 at 20:02| Comment(0) | 勉強会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月01日

もう9月ですね・・・

 
 早いもので2018年も3分の2が終わり今日から9月ですね。
 当工房では全国のお客様からたくさん御依頼をいただけたおかげで良い意味で仕事に追われる日々が続き、あっという間に時間が過ぎていく気がします。
 そんな中、つい数日前から同居している87歳の母が体調不振を訴えてちょっとバタバタしてしまいました。
 極度の病院嫌いで検診もほとんど受けなかった母でしたが血圧や血糖値の数値がやはり高く、結果的に数日おきに通院することになりました。
 年齢も年齢だけに完治は難しいですが少しでも怠さや不快感がなくなることを願うしかないですね。
 
 さて、とにもかくにも上記のようにたくさん御依頼いただきましたので感謝しつつ最高の状態でお客様にお返しすべく頑張りますのでよろしくお願い申し上げます。
 
posted by togishi1 at 17:41| Comment(0) | 思うこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月11日

今日の勉強会

 連日、厳しい猛暑の日々が続いております。
 当工房を御贔屓くださるお客様、そしてこのブログを読んでくださる皆様方におかれましてはくれぐれも熱中症にはご注意いただきたく存じます。
 さて本日は月例勉強会でした。
 参加者はWさん、Hさんの御二方でした。
 まずWさん、本日は磨きヘラによる下磨きを行いました(以下の写真↓)。
benkyokai-migaki.jpg
 磨きヘラは本日のテーマでもありました”研磨に用いる様々な道具”の代表的なものの一つでこれにより棟と鎬地に金属光沢を付け、刃の白さとのコントラストにより刀身に一際美観を添える目的で用います。
 これまで樋の中や樋の両サイドである”チリ”をヘラではなく磨き棒で磨いていたWさんにとって、磨きヘラはまだ扱い慣れていないようで
「磨き棒のほうが磨きやすいですね・・・
との事。とにかく練習しかないですから頑張って欲しいと思います。

 Hさんは金肌拭いまで完了した御刀をご持参されました。
 大変腕を上げられて丁寧な仕事をされており細かい鍛え肌も引き出して美しい地金に仕上げてありました。
 ただ欲を言えば若干の拭いムラでしょうか、色ムラがありまして、これはご本人もその原因を気にされておりました。
 普通に見たのでは気付かない程度のものではありますが完全な研磨を目指すHさんの心構えには頭が下がる思いがしました。

 さて本日ご参加の御二方は先日の研磨コンクールでも入選し益々モチベーションが上がっていらっしゃるようです。
 御二方のモチベーションを私もいただき、明日から着手する御刀に全力を注ぎたいと思います。

 次回の勉強会は9月8日(土)です。
 
posted by togishi1 at 18:38| Comment(0) | 勉強会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月04日

研修から帰ってきました!

kenshusho.jpg
 7月30日からの研磨・外装技術研修会が本日最終日で帰ってまいりました!。
 今年の研修会は参加するにあたり、例年以上に参加条件が厳しくなり、前後半とも例年の半数の人数でまさに少数精鋭での受講となりました。
 ですので参加者のほとんどが私にとって既知の気心の知れたプロの職人さんでしたし初参加の方も研修会の意義をご理解されている方々でしたのですぐに旧知の友人のように親しくさせていただけました。
 また講師の先生方も毎年一流の無鑑査の先生がご指導くださいますが、今年は研磨の部は講師の先生が入れ替わり久々に各研磨流派特有の研磨法を意識する機会に接することが出来て新鮮でもありました。
 またこれは毎年のことですが今更ながら新しい発見、新たに学ぶこともあり、非常に有意義な前半(研磨の部)でした。

 後半の外装の部は数年ぶりに白鞘の部に参加しました。
 ここでも私が通常行っている製作法ではなく別の技法での手順を学ぶことが出来ました。
 具体的な木取り、そして外面の整形時の測定法、それに使用する最適な鉋等々・・・、私的には技術面で飽和状態を感じていましたが今回の白鞘の研修を通じて階段を一つ昇れたような気もして非常に内容の濃い受講が出来ました。

 写真は前後半それぞれの”聴講証書”です。
 参加するにも事前から様々な手配を必要としますし、年一回とはいえ非常に勉強になりますからまさに重みのある聴講証書です。
 額縁に入れて住いのリビングに掛けたいと思います。

 さて明日は早速白鞘製作です。今回の研修を生かしていくつもりです。
 最後になりますが講師の先生方、一緒に研修会に参加して励ましあってくださった参加者の皆さん、刀剣協会の方々に心から感謝しております。
 ありがとうございました!


posted by togishi1 at 19:09| Comment(0) | 思うこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月20日

言わずもがな…猛暑

aircon.jpg
 
 「暑いですね・・・」が挨拶言葉になっている今年の夏、本当に危険を感じるほどの猛暑ですね。
 当然ながら当工房でもエアコンを全開で効かしての作業ですが今年はエアコンが故障しているのかと思うほどにイマイチ効かないです。
 このエアコンは工房建物を建て直した時に一緒に取り付けた2010年製のものですからもう8年前のもの、確かに寿命かなとも思います。
 住いのほうの一階リビングにあるエアコンは去年買い替えて比較的新しいのでスイッチ入れると瞬く間に涼しくなりますから工場のエアコンも新しいものに買い替えたい衝動にも駆られました。
 しかしこの猛暑では電器屋さんも工事スケジュールが詰まっていてすぐに取り付け工事というわけにもいかないので結局は今年はこのエアコンで凌ぐしかなさそうです。
 それにしても今年は猛暑で亡くなられた方も既に出ていますし熱中症での救急搬送も多発しております。
 皆様、本当に皆様お気をつけ下さいませ。

 
 
 
posted by togishi1 at 20:49| Comment(0) | 思うこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月14日

コンクール表彰式に行ってきました

 研磨コンクールの通知が来た日にFacebookでも記事投稿しましたが今年は研磨の部(鎬造り部門)と白銀(ハバキ)の部で努力賞をいただくことが出来、12日(コンクール勉強会)と13日(表彰式当日)の二日間、両国の刀剣協会に行ってきました。

 そして賞状を頂いてきました!
shojyo2018.jpg
 こうして自宅で撮影しながら再び受賞できた喜びがこみ上げてきました。
 そしてさらに上を目指して研究と修練を重ねていきたいとも思いました。

 さて今月29日から1週間、今度は研磨研修会で再び刀剣協会での行事に参加します。
 そちらも今からボチボチ準備もしております。
 両国に移転してからの初めての研修会ですから楽しみでもあり、実のあるものにしたいと思っております。

 
posted by togishi1 at 19:09| Comment(0) | 研磨 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月07日

今日の勉強会

 今日は月例の勉強会でした。
 参加者はTさん、Hさん、Iさんの御三方でした。
 まずTさん、今日は前回も拝見させていただいた平造の脇差を仕上げまで行った状態でご持参下さいました。
 ”刃が白くなってくれない”との事、確かに刃取り仕上げをしたにもかかわらず刃が白くないように見えます。
 かと言って刃が眠いわけでもなくむしろキブいくらいにしっかりした刃文です。
 つまり結論から言いますと地のほうがどんよりと白く沈んだ感じになっているために刃も白く見えない状態になっておりました。
 これにつきましても参加者一同で意見交換をさせていただきました。
 またHさんからご自身のご経験に基づくTさんへの助言もありました。
 このように勉強会の仲間同士で助言したりできるのは本当に素晴らしいものです。
 研磨の仕事は普段はとかく黙々と一人で行うものですから迷路に入りがちにもなります。
 そのような時に仲間からのちょっとして助言が解決の糸口になることもありますから今後も勉強会では相互に忌憚のない助言をし合えたらと思います。
 もう一振り、来年のコンクール出品候補の御刀もまだ未着手ながらご持参されました。
 一年先のコンクールに向けて準備を進めるという点でコンクールに対する情熱、真剣度は本当に感服いたしました。

 Hさんは去年のコンクール初出品に引き続き今年も入選したことから益々研磨に意欲的に取り組まれているご様子でした。
 本日もお子様の受診などで大変お忙し中、勉強会にご参加いただき、中名倉砥工程まで進めた御刀をご持参されました。
 ”少し工程を急ぎ過ぎたかも・・・”とは御本人の弁、たしかに砥目がやや乱れてしまった個所はありましたが改正砥の砥目はしっかり取れておりましたので丁寧に工程をこなして砥目を揃えれば更にスムーズに工程を進めることが出来ると思います。頑張って欲しいですね。

 鞘師のIさんは二か月振り御参加となりました。
 ここ最近は特に白鞘製作がお忙しいようで、忙しいにも拘らず良い材料の入手が難しくなってきたとお話されていました。
 確かにそうですね・・・、当工房でも研磨と同時に白鞘も製作するので全く同感です。
 また、材料のこと以外にも鞘専門職であるIさんは割り鞘など、鞘の修理全般も行うのでそれらにおいてもご自身のご経験談など参考になるお話をたくさん聞かせていただきました。
 
 本日は通常よりも少人数ではありましたがその分鑑識や技術面のみならず各々の刀職への考え方や取り組み方も話し合う事が出来て非常に有意義な時間を持つことが出来たと思います。

 次回は8月11日(土)開催いたします。
 
 
 
posted by togishi1 at 17:55| Comment(0) | 勉強会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月17日

京都に買出し!

 当工房の毎年恒例でもあります京都内曇砥買出し旅行から帰ってきました。
 旅行とは言っても昨日16日になった瞬間の午前0時に自宅工場を出発、17日の夜に帰ってきたわけですから日付的には一日も家を空けてはいないことにもなりますのでかなりハードスケジュールでもありました。

 買出し先は石原砥石工業さんです ⇩。
kumori1.jpg
 
 この立派なお住いの奥に砥石を加工する工場と事務所があります。
 kumori3.jpg

 下の写真は今回行くにあたって予め希望する性質の内曇砥を伝えていたので石原さんのほうで準備して並べてくださったものです。
 ちなみに基本的には欲しいのは刃砥がメインではありますが個人的に硬めの砥石のほうが好みでもありますから目の立っていそうなやや硬めの刃砥ですね・・・。
 kumori2.jpg

 そしてこれらの砥石について一つひとつご説明とアドバイスをいただきながら今回購入したのがこの下の6本です。⇩
kumori4.jpg

 実際は使ってみないと砥石の個性など詳細はわからないのが正直なところですが見た目の感じからはこういう色合いでしたら間違いはないと思うのですが果たしてどうでしょうか・・・・?、今から楽しみでもあります!。

 さて、買出しを終えてからはまず伏見稲荷大社に参拝、宇治平等院は土曜日だからでしょうか、近隣のコインパーキングすら全て満車で参拝を断念、奈良に移動してホテルにチェックイン後は東大寺の大仏に参拝。
 そして今日はホテルのすぐ近くの国宝、元興寺、新薬師寺、薬師寺と参拝して帰路につきました。
 往復で約1000kmの運転もさすがに疲れましたが無事に事故もなく行って来られましたし、砥石も買えましたし何はともあれ良かったです。


 
 
posted by togishi1 at 22:57| Comment(0) | 砥石 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月09日

今日の勉強会

 今日は月例の研磨勉強会でした。
 参加者はWさん、Tさん、Sさんの御三方でした。
 まずWさん、いつも通り一番乗りでお越しくださり勉強会前の工房会場の掃除とセッティングを手伝ってくださいました。
 つい先日、研磨コンクールの初出品を済ませ結果に不安を覚えながらも益々意欲的な姿勢で本日もご参加くださいました。
 出品刀を提出したことから、すぐ今は直接研磨する対象がありませんが、刃艶、地艶作りなど研磨の下準備も次回の御刀に備えて進めていかなくてはなりませんのでその点についてもお話しさせていただきました。

 Tさんもコンクールに提出してひと段落、今はご友人から依頼された御刀を研磨中で地艶段階まで進めた状態でご持参下さいました。
 コンクール出品刀に関しては横手筋切りとナルメで苦心されておりましたので本日のテーマである”仕上げの筋切り”の艶選びから実際の筋切り作業を上記の御刀を用いて行いました。
 筋切りでキッパリとした線にならず、モヤモヤしたり、曲がってボケてしまう現象が少しでも解消されればと願っています。
 またもう一振り脇差をご持参下さいましたがどうしても深いヒケが入ってしまうのでそれについても参加者一同で拝見させていただき原因と対策を御提案させていただきました。

 Sさんは最近、腰痛に悩まされておられるようで、研磨の練習もままならないとお嘆きでした。
 そんな中でも本日もご参加くださって本当にありがとうございました。
 一日も早く腰痛が回復されて正常に研磨の練習に着手出来ることを心から願っております。

 本日はいつもよりも少人数でしたし、コンクール提出直後で具体的な御刀についてのお話は少なかったのですがそのコンクールに出品する意義や刀剣協会での研修会のことなどもいろいろ話合うことも出来て本当に良かったです。
 また当工房勉強会でのこれまでの事項に関して振り返り、改善策なども提案させていただきました。
 特に思う事は今後ご参加くださる新規の方々に余計な気使いやご負担を感じさせない配慮が必要だということですね。
 それと最近のブログでも書かせていただきましたが銃刀法の徹底遵守・・・。
 勉強会でも無登録の御刀(製作承認後でも登録証交付前の新作刀を含む)は絶対に持ち込み禁止という事、これの厳守を確認がてらお話しさせていただきました。

 法令を遵守し、美術刀剣の研磨を通した楽しい交わりのひと時、それを目指しております。
 一緒に仲間としてご参加くださる方は随時募集しておりますのでお気軽にお問い合わせ下さいませ!。
 次回は7月7日(土)です。



 
posted by togishi1 at 20:03| 勉強会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月06日

コンクール出品!

 今年の研磨コンクールは6月4,5,6日が受け付け日で私は4日に協会に提出してきました。
 今年も昨年同様、研磨(鎬造りの部)、白銀の部、白鞘の部の3部門に出品しました。
 これまでは毎年11月頃が受付でしたが新博物館移転などで新作刀コンクールとの合同開催になりこの時期になったようです。
 休務の日や通常の研磨業務の合間に時間を作っては作業を進めたのですがやはり例年よりも間隔が短い分、余裕はありませんでしたがなんとか出品できて良かったです。
 当工房の勉強会のメンバーのTさん、Wさん、Hさんも無事に出品できたとご報告をいただきました。
 メンバーとはコンクールに出品することを通してお互いの出品刀に関して指摘しあったり相談しあったりと、本当に良い刺激にもなります。
 今月下旬には結果が発表されますが皆で良い結果とればと思います。
 
posted by togishi1 at 20:21| 思うこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする