2017年09月16日

今日の勉強会

 今日は月例の勉強会でした。
 ご参加されたのWさん、Iさん、Hさんの御三方でした。
 いつも通り一番乗りでお越しくださり会場の準備をしてくださったのはWさんでした。
 彼女は今、樋の中の中名倉砥相当の砥石目を次の工程に向けて磨き棒と言う硬い合金製の棒で磨き潰しながら仕上がり地の樋と平地のコントラストなどを学んでいらっしゃいます。
 今日の段階で表裏ほぼ磨きましたのであとは細かい磨きムラを直してから樋以外の個所を中名倉砥で研ぐ工程に移行できそうです。頑張って欲しいですね!
 
 Iさんは備水相当の砥石での整形研ぎの段階です。 
 ご自宅で練習中に、どうしても肉置きをが整わずその原因と対策が掴めないままのご参加となりました。
 砥面形状についても御不安を感じているようでしたのでそれの再確認と合わせてたくさんのご質問もいただきました。

 Hさんは今年の研磨コンクールに初出品に向けて目下気合いを入れて研磨中!
 一度は地艶まで進んだそうですがヒケだらけになってしまい内曇刃砥まで戻してご持参下さいました。
 刃砥にしてはかなり強い砥目ですので刃砥と言うよりは地砥に近い内曇砥を使われたようです。
 更に軟らかめの内曇砥を使って肌目(と言うよりも鍛接面)がギラギラ出るのを抑えた方がベターである事をお伝えしました。また地艶についてもヒケが入りにくい地艶の選択基準なども現物の御品をご覧いただき御確認いただきました。コンクールも良い結果が出ると良いですね!

 その他共通のテーマとしては採光に付いてですね。
 電球についても数種類ありますのでどれを使っているかなどをメインに参加者一同で意見交換をさせていただきました。
 採光に関しては研磨にかなり影響する要素ですので参加謝の皆さんと熱心に意見交換などを行う事が出来ました。

 次回は10月14日(土)開催予定です。
 ご参加ご希望の方、ご興味のある方はまずはお気軽に下記メールアドレスまでお問い合わせお願いいたします。
 togishi@s6.dion.ne.jp

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posted by togishi1 at 21:26| Comment(0) | 勉強会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月06日

巣板で・・・。

 今日は巣板での研磨行いました。
 巣板というのは砥石の名前と言いますか種類と申しましょうか、天然仕上げ砥石の一つです。
 当工房では格安研磨の際に、内曇砥の代用砥石として用いております。
 suita.JPG
 当工房のfacebookページでも現在御紹介しておりますが格安研磨ご依頼の御刀を研いでおりまして本日は大半の時間をこの巣板による研磨に費やしました。
 去年から使い始めたこの巣板、本当に抜群に良いです!
 人造細名倉の砥目はグングン取れてきますし、内曇砥よりは粒度が若干荒いものの格安研磨の仕上げで用いる人造地艶なら綺麗に砥目も消えてくれますね。
 「そんな良い砥石なら通常の美術研磨でも使えばよいのに・・・」
 そんな声も聞こえてきそうですが、確かに細名倉砥と内曇砥の間に軽く入れて砥工程をスムーズにする為に使う事もありましたが最近は専ら格安研磨用です。
 と言うのはやはり粒度が内曇砥よりは若干荒目ですので羽二重のような地金になり切らず、地金の組織が立って来ないので砥目に”力(リキ)”がないと申しましょうか・・・。
 またもちろん巣板でも硬軟様々ですが内曇砥のように硬軟別で使い分けても微調整は効かないように私自身これまでのテストと研究では感じました。
 (巣板を刃引き専用としてこの巣板の後に地砥として合砥などをチョイスするのも良いかも!)
 
 それにしても今日の御刀との相性が良かったのか、砥石に当てて引いた瞬間から真っ黒い砥汁が出て心地良い感触が伝わってきて嬉しくなりました。
 今月下旬から着手予定の脇差も格安研磨御依頼ですのでもちろんその時にも使う予定ですがまた抜群に合ってくれたらと期待もしています。

 
posted by togishi1 at 22:45| Comment(0) | 砥石 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月03日

9月になり・・・

 前回のブログからかなり経ってしまいました。
 時事問題などについて書きたいこともあって研磨しながら「よし!、今日こそはこの話題を書こう!」とか思ったりもするのですが夕方に住いのほうへ戻る頃は気持ちがトーンダウン・・・、そんなこんなで早9月になってしまいました。
 9月に入ってから急に秋の気配と言いますか朝晩涼しくもなりましたね。 
 今月中にはコンクール作品も仕上げなければなりませんのでその為にも先月からちょっと頑張って残業などもして頑張っております。
 さて今日から着手の御刀は格安研磨でご依頼いただいた古刀の御刀・・・。
 kakuyasukissaki.JPG
 ご覧の通り切先部です。
 料金は安いですが決して手抜きや雑に研ぐというわけではなく、格安研磨用の抜群に研磨力が強い人造砥を用いて効率化を図っております。
 特にこの切先部だけは使用する砥石こそ違いますが通常の美術研磨同様の手順で肉置きを整えて稜線も決めていきます。
 今週中には白鞘も含めて仕上げられればと思います。
 そしてこの御刀が終わったらボチボチ、コンクールの御刀にも着手したいと思います。

 話変わり、ここのところ隣国のミサイルの件で連日テレビでは専門家が解説したりしていますね。 
 今日は今日で6回目の核実験を行ったとか・・・。
 一体何をしたいのだろうか?イマイチよくわからないことが多いですが確実にやることがエスカレートしてきています。先日の北海道上空をミサイルが飛んだ時も、もし海ではなく失敗して住宅街にでも落ちて来たら・・・。
 核実験をして放射性物質が大量に漏れて偏西風に乗って日本に来るのでは?
 考えただけでもゾっとします。
 そして苛立ちを禁じ得ませんね。
 御刀とは直接関係ないですがこれ以上情勢が酷くならないように願うばかりです。

 
 
posted by togishi1 at 18:44| Comment(0) | 研磨 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする