2017年11月23日

今回の相撲界の事件について・・・

 ここ連日、テレビの報道番組では今回の相撲界の暴行事件について各局がコメンテーターを招いて放送していますね。
 国技でもある相撲で、そんな暴力事件があってはならないのは論を待たないでしょうが、結局どうなるのかも興味があります。私個人として(あくまで私個人の意見ですよ)は貴乃花親方の対応は正解な気もしますね。
 相撲協会としては被害届を取り下げてもらってなんとか懐柔策…と考えるかもですが日馬富士本人も認めていることだし後は警察に任せるべきだと思います。
 私は今は日本刀研師ですが研ぎを習い始めた20代前半は別の業界にいました(知っている人は多いと思いますが)。
 その20代前半のある正月の時期ですがその業界の先輩であるYと言う人間に”挨拶がない”、”生意気だ”という理由でウィスキーの瓶で殴られ額が切れたことがありました。警察に被害届を出そうとしましたが業界の関係者から止められて断念させられたことがありました。
 その数年後にこのYという人間は酔っぱらって宿舎で包丁を振りまわして自主退職していきましたが殴られた側としてはやはり恨みを根に持つつもりはなくてもやはり心の中では残るものです。
 どんなことがあっても暴力は絶対にダメ!
 ”可愛がり”?・・・、後輩や立場の弱い人間を殴ることがなんで”可愛がる”ことになるのかな?
 私をウィスキーの瓶で殴ったYという人間、新潟のほうでボランティア活動に参加しているようなことも後で聞きましたが私にとっては今でも心では許してあげたくても本能が許せない、もう関わりたくない存在です。
 暴力とはそういうものだと思います。
 何年かして私にも研師志望のお弟子さんが出来るかもしれませんし、もしそうなったら厳しいことは言うかもですが暴力は性格的に絶対にできないなあ・・・。
 暴力は他人を傷つけると同時に自分自身の人間性も傷つける憎むべき行為だと、今回の相撲界の事件で再認識いたしました。

 
posted by togishi1 at 20:15| Comment(0) | 思うこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月11日

今日の勉強会

 今日は月例勉強会でした。
 ご参加いただいたのはいつものWさん、Tさん、そしてMさんの御三方でした。
 まずいつも通り一番乗りはWさんでした。
 現在は脇差の中名倉砥工程を研磨しながら先日購入した刃艶を磨って裏打ち手前の段階までおこなってきました。
 吉野紙を漆で裏打ちする方法は以前にも一回やりましたが今回は実際に来年コンクールに出品する予定の作品に使用予定の刃艶の裏打ちでしたので実践手順を確認しながら御自身で裏打ち作業を行いました。
 全部の刃艶を裏打ちする時間はございませんでしたが後はご自宅で必要に応じて準備できると思いますから頑張って欲しいと思います。
 Tさんは今回はコンクールのほうで初出品、初入選で大変喜ばしい中でのご参加で私達研磨勉強会一同でお慶び申し上げました。御本人も入選できたことでまずは正直に嬉しいとの事、今後はさらに気持ちを引き締めて研磨を研究していきたいと熱く語っておりました。楽しみですね!
 また仕上げに使用する拭いに関しても課題であったヒケの処理に有効な材料と技法が見つかったことも今後の研磨に大きな進展があることでしょう。
 Mさんは今年のコンクールで努力賞を受賞しました!
 本当におめでとうございます!
 私達勉強会の仲間から受賞者が出たことは本当に慶ばしいことで勉強会のレベルアップにもつながりますね。本日はその出品刀のお話と本日のテーマである”過渡期の刀工と作品”に沿った御品をご持参下さり、参加者一同拝見させていただきました。
 本日はHさんが参加予定でしたが奥様が急遽体調を崩されたとの事で残念ながら不参加となってしまいました。お腹に赤ちゃんがいる奥様が急遽体調を崩されたと聞き、大変心配でしたが夕方には大事には至らなかったとの事と1週間ほどの入院で済むとの御報告をいただき一同ホッとしたところでした。
 さて次回の勉強会は12月9日(土)です。
 今年最後の勉強会となりますが初参加の方ももちろん募集中ですのでご興味のある方はお気軽に当工房にお問い合わせくださいませ。
posted by togishi1 at 19:06| Comment(0) | 勉強会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月08日

Jimdo桐生一周年セミナーに行ってきました。

 今日は午前中は千葉のお客様からお預かりしております御刀の刃取り作業を行い、”下刃”と言って刃取りのラインを決める工程を行いました。
 そして午後はホームページでお世話になっている”Jimdo桐生”の一周年記念セミナーに行ってきました。
 jimdo1.jpg
桐生市の地元でJimdoページを活用して仕事に生かしているという事から来賓としての参加となり、Jimdoによるページ作りの体験話などを皆さんの前ですることになりちょっと緊張もしましたが非常に有意義な時間を持つことが出来ました。
 jimdo2.jpg
 上の写真はセミナーが始まる前の会場の様子でまだ人も少ないですが時間になると20人からの参加者が集まりなかなかの賑やかさになりました。
 それにしても去年の9月でしたか、利用しているKDDI のホームページ公開サービスが今年の10月31日をもって終了することになり、ホームページからのご依頼にほとんど依存している当工房としては非常に慌ててしまったのを今でも覚えております。 
 代替え処置としてKDDIが用意したのが系列会社であるKDDIウェブコミュニケーションが提供しているJimdoというホームページサービスへの乗り換えでした。
 そしてKDDIで公開しているホームページに極力似たデザインのページをプロであるJimdoのスタッフに作成してもらいまして12月までは新旧両ページを並行して運用していましたがリダイレクト機能が12月に導入されたので旧URLからJimdoの新ページに自動遷移できるようになり、検索ランクも旧ページのものがそのまま反映されてまずはひと段落となりました。
 そのような経緯を本日皆さんの前でお話しさせていただきましたが、Jimdoにしてからお客様からのご依頼が一気に増えたのは明らかな事実で、今では本当に良かったと思っています。
 旧ページからの何年も変更していないサイト内ページもありますのでボチボチ書き換えてリニューアルもしなきゃなと思ったり、Jimdoだからこそ出来る機能もあるのでこれらも活用していきたいと思っております。
 あとはHTMLももちろんJimdoでも操作できますからそちらも勉強しながら微妙な文字の大きさや表の枠組みなんかも自在にできるようになりたいなと思っています・・・。

 それはともかく本当に今日は参加して良かったですし、益々愛刀家の皆様から可愛がっていただけるホームページを作っていきたいとモチベーションも上がりました。
 Jimdo桐生の金井先生、KDDIウェブコミュニケーションの古矢様、そして参加された皆様本当にありがとうざいました。そしてお疲れさまでした!

 
posted by togishi1 at 22:28| Comment(0) | ホームページ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月03日

地艶作り

jituya.jpg
 今年は秋をを通り越して夏から一気に冬になったかと思いましたが11月になってからは本来の秋らしさを取り戻し、今日あたりは逆に汗ばむくらいになりましたね。
 千葉のお客様からご依頼いただいた御刀も順調に研磨工程が進んでいることもあり、今日は午後から地艶作りを行いました。
 画像の上のタオルに乗せてあるものは天然荒砥で2mm平均の厚さに磨った”中山赤ピン”です。
 「ちょっと軟らか過ぎるかな・・・?」
 磨った感じではそう思いましたが一応この後更に粒度の細かい大村砥、そして青砥で表面を滑らかにして吉野紙を裏打ちする予定です。
 御刀の研磨作業と並行して何日かかけて作製します。

 画像に写っている下の二個の砥石は最近地艶用に購入したコッパです。
 左は一見、中山赤ピンみたいに見えますが、同じ中山でも”戸前”と言う層のものでかなり硬いです。
 右は”奥殿”(オクドと読みます)という鉱山の砥石です。乾いた感じで一見硬そうですが左の中山戸前よりは若干軟らかめです。
 京都の天然砥石は硬軟粒度様々なものがありまして、実際のところは使ってみないと何とも言えない点もありますが御刀との相性が抜群にマッチした時は驚くほどの研磨効果と結果が出せますからいつも最高の砥石を求めて準備しております。
 
 さてさて、本日磨った中山赤ピン、そしてこれから割って地艶を作る下二個の砥石はどうなりますか・・。
 使う日が今から楽しみでもあります。


 
posted by togishi1 at 20:13| Comment(0) | 砥石 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする