2019年10月16日

秋の深まりと地艶

 台風19号、本当に甚大な被害が出てしまい、胸が痛みます。
 被害に遭われた方々には心よりお見舞い申し上げます。
 その台風が関東を過ぎた翌日、10月13日に無事に母の49日法要を執り行うことが出来ました。
 これで一段落ではありますが、自宅の祭壇が片付けられて母がいなくなった寂しさを実感させられますね・・・。
 さて、今朝は今シーズン一番の冷え込みを更新とのこと、さすがに秋の深まりを感じます。

jitsuya2.jpg
 当工房も今朝方はちょっと寒さを感じましたが通常通り研磨作業を行っており本日は仕上げ作業に着手です。
 画像は地艶作業(下地艶)の途中でパチリ!。
 これは比較的軟らかめの地艶ですので下地艶として用いましたが御刀の地金とマッチしたのか思いがけず、これで十分なほどに地刃の働きが鮮明に出てきてくれました!。(もちろんこの後、上地艶も行いました)
 地艶というのは本当微妙ですし、場合によっては本当に思うようにならず苦しい作業となることもありますが仕上げ研磨の中では一番遣り甲斐を感じる工程だと思います。そして地金に関してはこの地艶の段階が最も美しいと私は思っております。
 秋の深まりと一緒に地艶の研究も更に深めようか・・・、ちょっと真剣に考えています。
 よし、明日は時間を見つけてまた中山のコッパを割りますかね。


 
posted by togishi1 at 19:35| Comment(0) | 砥石 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年10月03日

瞬く間の一か月、そして健介鉋

 母が亡くなったのが9月3日ですので、ちょうど一か月経ちました。
 今日は初の月命日ということで親しくしていた親戚の方が来てお花やお供え物を祭壇に手向けてくださいました。
 それにしても瞬く間の一か月でした。
 葬儀が終わってからは研磨の仕事の合間を見ては市役所、銀行、年金事務所、法務局など諸々の手続きで何回も足を運びました。
 また49日法要の準備や打ち合わせで葬儀社とお寺にも・・・
 何とか一つ一つこなしてお役所回りは終了しました。
 それにしてもホント、聞いてはいましたが悲しんでいる暇もなくやることが多かったこの一か月でした。
 あとは今月13日の49日法要が無事に執り行われればひと段落となります。
 
 kensuke.jpg
 さてさて話は変わりますが、頑張った自分へのご褒美というわけではないですが最近買った”健介”小鉋54mmです。
 当工房ではご存じのように研磨と同時に白鞘製作も行っておりますので鉋はいつも使っております。
 去年あたりにたまたま36mmの健介小鉋を買って使ってみたところ抜群の切れ味でしたので今年に入ってからも42mmも買いました。
 やはり桁違いの切れ味でとうとう今回の54mmも最近購入し、昨日の白鞘製作で初導入しました。
 思った通りの使いやすさ、異次元の切れ味でした!。
 この健介という銘の鉋は釜地の地金にスウェーデン鋼、そして焼き入れは炭焼き入れとの事ですが私自身本当に経験したことのない切れ味で本当に驚きました。
 そして作業時間も大幅に短縮となりました。
 確かに価格的にも高いですがこの切れ味なら納得です。
 手持ちの鉋、全部健介鉋に入れ替えたくなりましたが、まず次の目標は小鉋ではなく鞘の合わせ面用に健介寸八鉋にしようかと思っています。
 ”道具道楽”という言葉がありますがこういう経験から始まるのでしょうか・・・。
 
 
 
posted by togishi1 at 21:08| Comment(0) | 道具 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする