2017年11月03日

地艶作り

jituya.jpg
 今年は秋をを通り越して夏から一気に冬になったかと思いましたが11月になってからは本来の秋らしさを取り戻し、今日あたりは逆に汗ばむくらいになりましたね。
 千葉のお客様からご依頼いただいた御刀も順調に研磨工程が進んでいることもあり、今日は午後から地艶作りを行いました。
 画像の上のタオルに乗せてあるものは天然荒砥で2mm平均の厚さに磨った”中山赤ピン”です。
 「ちょっと軟らか過ぎるかな・・・?」
 磨った感じではそう思いましたが一応この後更に粒度の細かい大村砥、そして青砥で表面を滑らかにして吉野紙を裏打ちする予定です。
 御刀の研磨作業と並行して何日かかけて作製します。

 画像に写っている下の二個の砥石は最近地艶用に購入したコッパです。
 左は一見、中山赤ピンみたいに見えますが、同じ中山でも”戸前”と言う層のものでかなり硬いです。
 右は”奥殿”(オクドと読みます)という鉱山の砥石です。乾いた感じで一見硬そうですが左の中山戸前よりは若干軟らかめです。
 京都の天然砥石は硬軟粒度様々なものがありまして、実際のところは使ってみないと何とも言えない点もありますが御刀との相性が抜群にマッチした時は驚くほどの研磨効果と結果が出せますからいつも最高の砥石を求めて準備しております。
 
 さてさて、本日磨った中山赤ピン、そしてこれから割って地艶を作る下二個の砥石はどうなりますか・・。
 使う日が今から楽しみでもあります。


 
posted by togishi1 at 20:13| Comment(0) | 砥石 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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