2019年06月21日

久々のブログ

 前回のブログから約一か月経ってしまいました。
 今月は特にハードスケジュールだったこともあって、瞬く間に日数ばかり過ぎていく感じでしたね。
 そんなこんなで今日は工場と住いの基礎部分の補強工事の日でした。kouji.jpg
 段ボール箱の中に補強材の缶が入っていますが、床下の内側の基礎セメント部にこの補強材を塗ると強度が50倍以上になるとのこと・・・。
 kouji2.jpg
 床下だけだから関係ないようにも思いますが、補強材成分が家屋内に飛散しない為でしょうか、バッチリ養生もしてくれます。
 そう言えば山形、新潟で大きな地震がありました。被害に遭われた方々には心よりお見舞い申し上げます。
 2011年の震災の時はここ桐生市でも震度7弱でしたのでとても他人事ではないです。
 我が家も築20年以上ですしボチボチ”揺れ疲れ”の症状も出ているようですからお金はかかりますが今回の基礎部分の補強は思い切ってやって本当に良かったと思います。
 大切なお客様の御刀を多数お預かりしているわけですから不安要素はなくしたいですしね。
 
 さて研磨の仕事のほうは仕上げ研磨でしたので地艶工程時に撮影しました。
 tsuya.jpg
 地艶と言うのは鳴滝砥を紙のように薄くしたもので、親指の腹に納めて地金を磨く作業です。
 刀身に乗っている黄色っぽい粒がその鳴滝砥で粒にして砕いて使うので”砕き艶”と言います。
 その下にある茶色い四角のものは”張り艶”と言いまして、和紙を貼った上で格子状に切れ目を入れてあります。
 樋や彫刻の周囲は砕き艶だと粒が中に落ち込んでしまうので張り艶を使います。それと細直刃の場合も使います。
 もっとも、最初に師匠から指導されたのは張り艶でしたから樋や彫刻がない御刀でも手慣れた張り艶で行う場合も少なくありません。
 ただ、この御刀のように鎬が特に高い場合は砕き艶のほうが鎬際まで効かせやすかったりもしますので当工房では砕き艶、張り艶何れを用いるかはケースバイケースでもあります。
 さてこの後拭いも差しましたし日曜日には仕上がる目途が付きました。

 
 
 
posted by togishi1 at 16:20| Comment(0) | 砥石 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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