2020年02月15日

今日の勉強会

 
 今日は月例の勉強会の日でした。
 参加されたのはWさん、Yさん、KTさん、Fさん、Tさん、SSさんと体験参加のIさんでした。
 まずはWさん、前回に引き続き刃取りです。現在は一番難しい切先周りの刃取りをじっくり行いました。
 かなり要領も掴んでこられたようで黙々と作業をしながらも順調な様子がうかがわれました。
 残る課題としては刃取りの輪郭の定め方をさらに煮詰めて美しいライン取りを研究されると良いと思われます。
 
 Yさんは内曇地砥まで行った状態でご持参されました。
 今のところまだ地砥の引き方に研究の余地ありで、ヒケが付いてしまったり、そのヒケが斜めに走っていたりしておりました。
 これは砥石が効いていない証拠でもありますので使用された地砥を拝見させていただき、ヒケが付く原因とその見方、砥石の直し方をご説明させていただきました。また地砥の次の工程である仕上げ研磨のやり方もダイジェスト的にご説明させていただきました。
 あとはとにかく練習あるのみ!頑張って欲しいですね。

 KTさんは内曇地砥でヒッキレが入ってしまったとの事で名倉に戻してから拭いまで研ぎ進めてこられました。
 Yさん同様に使用した地砥をご持参されてそのヒッキレの原因がどこにあるか参加者一同で意見交換などを行いました。
 肌が良く出ているなかなか良い地金の脇差ですので次は刃取りまで進めてご持参いただければと思います。
 
 Fさんは備水砥相当の砥工程を引き続き行ってご持参されました。
 鎬地に無駄肉が付き縞模様状になってしまうのはかなり改善されたご様子で良かったです。
 ただ鎬地の無駄肉は取れたものの砥当たりが一定せず地ムラになってしまっているのでもう一歩踏み込んで鎬地の研磨をされれば鎬筋もしっかり立ってくると思われます。頑張って欲しいですね。

 Tさんは以前にコンクールに出品した御刀を拭い、そして刃取りまで研ぎ直してご持参されました。
 以前にかなり悩まれたヒケはほとんど解消され、拭いを差しても地金が良い感じで青黒くなっておりました。
 後はやはり刃取りが課題ですね・・・。
 それと横手上の”ハチマキ”が残ってしまう事など・・・。
 それらについて対処法などをお話しさせていただきました。
 なかなか難しい課題ですので私を含めて参加者一同学ばせていただきました。

 SSさんはこれから練習を始めるという薄錆身の脇差をご持参されました。
 最初に研ぎ始めるにはなかなか手強そうな脇差ですが頑張って本来の輝きを取り戻してほしいですね。

 本日体験参加だったIさんは実は御刀の研磨ご依頼のご相談でお越しになられました。
 日本刀の研磨にもご興味をお持ちとの事で今日は神奈川県からいらっしゃいました。
 短い時間でしたが大変熱心に耳を傾けて下さり心よりお礼申し上げます。

 さて次回は3月21日に開催いたします。
 当工房研磨勉強会では研磨を通して日本刀を一緒に学びたい方を随時募集しております。
 ご興味のある方はお気軽にお問い合わせくださいませ。

 
 
posted by togishi1 at 20:15| Comment(0) | 勉強会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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