2019年03月01日

確定申告

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 今日から3月、日中は気温も上がり春らしい陽気になりました。
 さて税理士の先生から平成30年の確定申告書が出来上がってまいりました!。
 予想はしておりましたが今年も昨年にも増してバッチリ所得税額がアップしておりました。
 しかしながら所得税が増えるという事はたくさん御依頼をいただけたと言う事でもありお客様には心から御礼申し上げます。
 自分の好きなことを職業にして生活できる、そして一社会人として納税できると言う事は本当に幸せなことなんだと今日改めて思いました。
 所得に応じて市県民税や国民健康保険税も増えてきますから、よし、この調子でますます頑張って業務拡張としたいものです。
 今後ともたくさんの研磨御依頼をお待ちしております。
 
 
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2019年02月22日

お疲れさま

 昨日一振り研ぎ上がりましたので今日は休務日です。
 と言う事で兼ねてから予定しておりました工場内のテレビを交換することにしました。

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 これが今まで使っておりましたブラウン管のテレビです。
 当然のことながらアナログ放送時代から使っていたもので地デジになってからも地デジチューナーを買ってきてこのテレビを使っておりました。
 2011年の震災の時には桐生市は震度6弱で、このテレビもごろんと床に落ちましたがそれでも壊れず今日まで頑張ってくれました。
 そう言えば昨年秋に2台目の地デジチューナーが壊れた後は地デジ内臓のポータブルDVD機を接続してチューナーとして使っていました。
 上記のように震災で床に落ちても壊れなかったので愛着もあり今日まで使いましたが現役引退となりました。

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 そして代わりに設置したのがこのテレビです。
 これは3年ほど前まで別のところで使っていましたがそこを引き払ったので自宅に持ち帰りずっと物置にしまっておりましたが前回投稿したエアコンの件でもちょっと書きましたように住いのテレビが壊れたので修理までの期間の予備として使っていました。
 せっかく出したからこのテレビを工場のブラウン管テレビと入れ替えようと思いました。
 ご覧のように海外生産の聞いたこともない3流メーカー製ですからこれこそいつ壊れるかわかりませんがBGM代わりには役に立つのではと思います。(実際に研磨しながらテレビ画面はほとんど見ないですし・・・。)

 さてブラウン管のテレビ、もちろん捨てたりはせず物置の隅に収納しました。多分もう使う事はないと思いますが。
 「長い間、お疲れさまでした!」
 そんな気持ちになりました。


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2019年02月18日

エアコン

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 まず先日の15日は私の誕生日で、Facebook、メッセンジャー、LINEなどでたくさんのお祝いメッセージをいただきました。
 ここに御礼申し上げます。ありがとうございました!。
 さて2月も後半に入り今日の日中はすっかりポカポカ陽気で、ちょっとだけ春の気配を感じましたね。
 そんな中、今日はやっと工場のエアコンを入れ替えました。
 去年からずっと気にはなっていましたがタイミングを逸しておりました。
 たまたま住い二階のテレビが新品購入から3年2カ月で故障し懇意の電器屋さんに修理に出したついでにエアコンの話をしたら2018年モデルの在庫があれば買うなら今が一番安い時期との事、テレビはあまりにも早い故障の為、電器屋さんがメーカーに交渉してくれたおかげで無料修理となりましたので予定していたテレビ修理代に少し足してエアコンを買う事にした次第・・・。
 工房建物を建て直したのがもう9年前で、その時に付いてきたエアコンですからもう冷房効率もかなり悪かったですし寿命ですね。
 よし、これで去年のような猛暑でもしばらくは大丈夫でしょう。
 大切なお客様の御刀の研磨ですから少しでも快適な作業環境を整備しなければと改めて思いました。
 
 さて、エアコンはとりあえずカバーをして、まだ明日はストーブですが内曇砥を頑張ってみたいと思います。
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2019年01月01日

明けましておめでとうございます!

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 明けましておめでとうございます!
 旧年中は研磨の御依頼をたくさん頂き、本当に皆様にお世話になりました。
 今年もご依頼くださるお客様のご要望にお応えし、ご満足頂くことが出来るよう更に精進するつもりですので何卒よろしくお願申し上げます。
 さて元日である今日は例年通り市内の愛宕神社まで初詣に行ってまいりました。
 ここの神社は地元密着型と言いますか大変アットホームな雰囲気、そして何よりも混まないのは良いです。
 
 さてさて当工房も明日仕事始めとなります。
 当工房にご依頼くださるお客様、そして私と関わる全ての方々にとりまして素晴らしい2019年になりますようお祈りしております。
 
 
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2018年03月31日

年度末の本日は・・・

 全国的に御花見シーズン真っ盛りですね!。
 facebookの記事でも皆さん桜満開の写真をアップされておりますし、ちょっと買い物で出掛けるだけでも近所の学校や公園の桜が咲き乱れていて本格的な春の到来を肌で感じます。
 3月分の研磨作業が27日の小柄小刀でひと段落でしたので28日から本日までは今年の研磨コンクールに出品候補の御刀のうちの一振りにちょっと着手しておりました。
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 10年以上前に一度出品したことのある御刀ですがちょっと気になっていた点もあり、いつか将来研ぎ直して再挑戦しようと思っていたうちの一振りです。
 砥石を当てる前に今一度チェックしてみますと当時は見えなかった御刀そのものの長所、そして短所・・・、研磨自体も今では絶対にしないであろう刃取りのライン取りや地のこなし・・・等々。それでも下地だけは我ながらかなり真剣に研いでいたんだなあ!と自己分析もしたりして、改めて過去に自分が研いだ御刀を見るって勉強になると感じました。
 同じ御刀を研ぐとしても10年以上前に研いだ時の砥石、特に内曇砥以降の工程の砥石は今はもう無いですし、照明の種類も位置も当時のそれとは全く違います。またその当時は今以上に未熟な技術故に使いこなせなかった天然砥石も今では当然のように使っていたりもしますからそのような条件の変化の元に同じ御刀がどのような違いを見せてくれるものかと言うのもコンクールとは別に個人的に興味を持って着手しました。年度末の最終日となった今日はその御刀を下地工程(内曇砥)まで完了し、仕上げ研磨はまた次の休務の時に行います。
 さて明日から新年度、facebookページにもアップしましたが4月1日からは錆身の脇差に着手となりますので頑張ってみたいと思います。
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2018年02月27日

確定申告

 2月も毎日研磨の日々でもう月末ですね!
 そんな中、確定申告書が税理士から出来上がってまいりました!
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 いやぁ、ある程度予想はしていましたがバッチリ納税額増加確定でした・・・。
 昨年一年は研磨御依頼件数もたくさん頂きましたし、それに合わせて一日の作業時間も増やして頑張らせて頂いたので増益したのは確か。
 「去年より多い税金わが勲章」
 と前向きに考えることにしますかね
 話は逸れますが税理士の先生のお話ですと今の時代、例えばヤフオクとかも税務署のほうでは監視していて派手に荒稼ぎしているとマークされるらしい。ヤフオクは取引の際には当然本名で個人間取引になりますが出品時点ではIDのみ公表なわけですがどうやって調べるのだろう?でも実際に摘発されて修正申告した事例もあるそうです。
 また今後は銀行口座を開設するにもマイナンバーが必要になるらしいですし個人のお金の流れを国が把握して管理する時代にもなるとも聞きました。そういう時代になってきたんですね・・・、ちょっと驚きではあります。
 そう言えば税金とは違いますがfacebookなんかも官公庁がチェックしていると聞いたこともありますね・・・。
 いずれにしても納税は国民の義務ですから仕方ない、頑張った証拠として今年はもっと頑張っていこうと思った次第です(国保と市県民税も払っていかなきゃだし・・・笑)
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2017年12月31日

大晦日、…今年もお世話になりました!

 2017年もあっという間に過ぎ、今日が大晦日です。
 今年は研磨御依頼件数も大幅に増えて研師としては大変充実した一年でした。
 インターネットからのご依頼に大きく依存している当工房としては本当にありがたいことで嬉しい悲鳴を上げさせていただきました。
 Jimdoのおかげもありますね。
 今までもプロバイダーが用意しているホームページ公開サービスが廃止になったり変更になったりは何回かありましたが今回はタイミング良く複数回Jimdo桐生の講習で学ぶことが出来たりもしてインターネットの可能性を実感させていただきました。
 また今年初めてご依頼くださったお客様でも研磨仕上がりにご満足いただけて複数方の御客様がリピーターの御客様になってくださいました。
 職人は仕事あっての職人ですから本当に心強いですし感謝しています。
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 さて感謝という意味でここで上記の写真の砥石にも感謝です。
 これは内曇砥と言う砥石で左の白っぽいのが軟らかい砥質の”内曇刃砥”、右が非常に硬い砥質の(内曇地砥)です。
 研磨を御依頼いただいた御客様には研磨報告の中で毎回ご説明させていただいている砥石ですが現物はこれです。もちろん他の内曇砥も用いますが今年最も使用したのはこの二丁ですね。
 特に左の内曇刃砥は軟らかい砥質ですからその分減りも早く、当初厚みは6cmあったものですが現状は木に張った状態で砥石自体は5mm程度になりました。
 あと何振りの御刀を研げるでしょうか?・・・、3〜4振りでしょう・・・。
 最後の最後まで使い続けるつもりですが今年は大いに活躍してくれた砥石ですので感謝の意味を込めて写真に納めました。
 右の砥石、つまり地砥はここ何年もベースとなる地砥として活躍してくれている砥石で御刀によっては更にもう一段堅い内曇地砥や激硬の合砥をかける場合もありますが多くはこの写真の地砥で丁寧に肌を引き出して仕上げ研ぎに引き継ぎます。
 
 砥石や道具に関してももっとご紹介や書きたい事項もありましたが今年は書けず仕舞いの反省も痛感しておりますので来年のブログでは書いていきたいと思っております。
 今年当工房に御依頼くださったお客様方、本当にありがとうございました!
 2018年も良き年をお迎えくださいませ。
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2017年12月02日

師走ですね

 一昨日(11月30日)、そして昨日(12月1日)と東京で研磨コンクールの勉強会及び表彰式に参加しておりました。ですので当工房としての実務再開は本日からで、当たり前ですがもう12月、師走なんですね・・・。
 年賀状の準備もボチボチしなきゃですしお世話になった地元の師匠や先輩にも暮れの御挨拶に行くための日程を組んだりとにかく気持ちばかり焦っています。
 気持ちが焦ると言えば前回のブログがfacebookとうまく連動出来ていなくてこの記事に関してもちょっと心配です。facebook側に404NOTFOUNDのエラーメッセージが出ますがクリックすればちゃんとこのブログにリンクできているという不思議な現象。
 たまたまなのか・・・。ちょっとテストの意味もあってこの記事書いています。
 もしだめならまた電話サポートに聞いてみようと思います。
 そして最終的に原因がわからないようだったらJimdoのサイト内ブログを作ってそれをメインにしようかなとも考えています。
 いずれにしてもブログもそうですが一つの区切りで来年1月から変更する点がありますので当工房のホームページの”お知らせ”のページやトップページの更新情報など、是非こまめにチェックしていただけるとありがたいです。
posted by togishi1 at 16:39| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月02日

コンクール出品御刀を提出してきました!

 今年の研磨コンクールの出品作品を提出するために本日両国の新刀剣博物館に行ってきました!
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 行きは新桐生駅から乗り北千住で日比谷線に乗り換えて秋葉原で総武線、そして両国という道のりでしたが帰りは両国の次の駅である浅草橋で都営浅草線に乗り換えて浅草に出て東武線で帰りました。なにぶんにも新博物館は初めてですから悩みますが帰りのほうが時間的には早いですね。うん、今後は当分この道のりで協会には行く事にします。
 で、新博物館ですが本当に綺麗で素晴らしいです!
 出来たてだから当たり前かもですが立地条件も非常に良いですし、来年以降の研修会諸々、ここで行われると考えると気分も新たにワクワクしてきました。
 さて肝心のコンクール出品作品ですが今年も研磨(鎬造の部)、鞘(白鞘)、白銀(ハバキ)の3部門です。
 そう、当工房の基本的な業務内容のものですね。
 特に今年の研磨の部に出品した作品は色々な意味で研磨しながら苦しかったし、しかし新たな発見もあり、同時に学ばせていただきました。今日も提出手続きをしながら何度も「ありがとう!」と感謝しました。
 白鞘、ハバキに関してもそれぞれ思いもあり書き連ねたら枚挙にいとまがないのでここでは割愛しますが、コンクール結果が出ましたらまたブログでご報告したいと思います。
 季節もすっかり秋らしくなり朝晩めっきり寒くもなってきましたね。当工房でも健康には留意して業務に励みたいと思います。
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2017年08月23日

親指の筋肉痛・・・。

 今日は久々に両手の親指が筋肉痛になりました・・・
 といいますのも昨日は早朝から刃取り”という仕上げ研磨工程を行っておりましたが非常に硬い刃でしかも高低のある互目刃ですので細かい微振動で、しかしある程度親指に力も入れて芯から砥石(刃取艶)を食わせなければ白く上がってくれない事から通常よりも親指を使いました。
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 刃取りとは刃紋を白く仕上げる謂わばお化粧ですが単に白くするだけではなく金肌拭いで一度沈んでしまった刃肌や刃中、刃縁の働きなども呼び起こす為の作業で、刃文の最終仕上げで仕上がりの品位が決まる重要な工程でもありますね。
 それにしても親指付け根がポキポキ鳴るし、久々の筋肉痛となりました。
 今夜一晩サロンパスでも貼りましょうかね・・・。

 
posted by togishi1 at 17:17| Comment(6) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月10日

目下練習中!

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 今現在、ホームページと並行して日本刀研磨工房のfacebookページも立ち上げてビフォーアフター形式で当工房での研磨を御紹介させていただいてますが、やはりスマホカメラでの写真撮影にずっと限界を感じておりました。
 他の研師の方々の写真を見ると刃文から鍛え肌から鮮明に映っていて本当に素晴らしいです。
 「あそこまでは無理としても、自分ももう少し刃文や鍛え肌も見えるように撮影できたらfacebookページも見栄えするのになあ・・・」
 また研修会で先生が実際にデジタル一眼レフカメラで撮影の仕方も教えてくださったので研修会から帰ってきてすぐにデジタル一眼レフカメラを購入して、時間を見つけては説明書を読んだり、撮影の練習をしたりしています。
 カメラ操作は全くの門外漢どころか子供の頃から私が撮ると必ずピンボケするというくらい苦手ですから、案の定、練習とは言っても練習自体が苦戦中であります。💦
 スマホでの時は黒い布で略式のテントを作って照明にレジ袋被せて映り込みやハレーションを調整しましたが今はまず撮影場所を色々試している最中です(工場内だったり、住いのリビングなどなど・・・)。
 またフラッシュを使用したりしなかったりでもかなり変わりますね。
 とりあえずは接写モードのオート設定ですがシャッタースピードや絞り、感度などもマニュアル設定できるので結構ハマり出したら面白いかもしれません。
 それにしてもいつまでも苦戦してもいられないので次回アップ分からこのカメラで撮った画像を使用します。
 最初は見苦しいかもしれませんが何卒ご容赦いただければと思います。
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2017年07月20日

研修会の準備など・・・

 連日の猛暑ですが今月は24日からの29日までの研磨研修会があるので通常よりも一日の作業時間を増やして頑張ってきました。昨日、研ぎ上がった御刀がこの写真の御刀で、本日お客様の元にも無事にお届けできて大変ご満足もいただけました。
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 日本刀研磨工房のfacebookページにもアップしましたので詳しくはそちらをご覧いただくとして、今日からは研修の準備です。
 私の場合はお客様の大切な御刀は極力持ち出したくないので研修には毎年自分の所有刀を持っていきます。
 今年は仕上げ研ぎがテーマの年ですので内曇砥まで引いた状態で持っていきます。
 一昨年と同じ脇差ですが内曇刃砥に戻してから地砥を引き終えました。
 ちょっとテストで先日京都で購入した内曇刃砥も面付けをしたので試してみました。
 4本試しましたが基本的に砥質的には全て合格、ただ筋などでちょっと避けて使わなければならないなど使いやすさに差が出ましたが1本は大当たりでした。やはり蓮華系の内曇が私的には相性が良いようです。
 さて明日は研修後半のハバキの部に持っていくハバキの土台作りをやります。
 ちなみに当工房仕事再開は7月31日からです。

 
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2017年03月18日

静嘉堂文庫美術館へ

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 今日はかねてから是非行ってみたいと思っておりました”静嘉堂文庫美術館”に行ってきました!
 今現在”超・日本刀入門〜名刀でわかる・名刀で知る”という展示をやっております。
(3月20日まで)
 ”長船長光”の太刀を筆頭に国宝や重文の御刀がずらりと展示され、本当に素晴らしい名刀展でした!。
 私個人的には大磨り上げ無銘の”号「後家兼光」”の御刀が実に素晴らしい見事な御品に思えて見とれてしまいました。
 日頃は、同じ日本刀の仕事ではありますが錆びたり曇ったり、または姿が崩れたりしている御刀をいかにして本来の輝きを取り戻せるか考えて研ぎ舟に乗って仕事をしていますが本日は久々に純粋に日本刀の地金の美しさを客観的な視点で見ることが出来た気がします。
 日本刀を研ぐという仕事はそれ自体が能動的であり主観的な立場から研ぎを判断してご依頼下さったお客様にご納得いただくという面が強いのが事実です。
 ややもすると独りよがりで独善的な判断に陥る可能性もないとは言えませんから時々こうして博物館や美術館に足を運んで純粋な視点で御刀そのものを鑑賞するように心掛けています。
 それにしても本当に名品は素晴らしい!もし一振りでもこれらの名刀を購入することが出来て手元にあったら(完全に夢のまた夢ですが)それこそ朝から晩まで眺めてしまい、仕事に手が付かなくなってしまう事でしょう。
 いやあ、実に素晴らしい一日となりました。

 
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2017年01月01日

謹賀新年

 明けましておめでとうございます!
 旧年中はたくさんのお客様からたくさんの研磨御依頼を頂き、そしてコンクールでは白銀の部で努力賞も頂けて当工房の業務としては本当に充実した一年でした。本当にありがとうございました。
 本年も何卒よろしくお願い申し上げます。
 さて元旦である今日は例年通り市内の愛宕神社に初詣に行ってきました。
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 ここ数年はずっとここに初詣ですね。今年で87歳になる母も一緒に行くので、なんといっても全く混まずむしろ空いているのが良いです。無料で甘酒とミカンのサービスもありますし・・・。
 ひとまず無事に新年を迎えられたことを神様に感謝して参りました。
 帰宅してからはニューイヤー駅伝中継を観ました。
 このニューイヤー駅伝は我が家の近くも通るのでいつも見慣れた風景がテレビに映し出されてそこをランナーが走りますから、夫婦で中継見ながら「あっもう松原橋じゃん!」とか「あれ?去年とコース違くね?」などで結構話が盛り上がりますね。
 駅伝観終ってからはやはり年末に作っていた研ぎ舟が気になって仕事場にちょっと入って最後の水漏れなどをチェックしました。
 さてさて当工房は明日から通常業務となり新年スタートです。
 今年もたくさんの研磨御依頼をお待ちしております。
 今月はリピータフェアーも受け付け開始(1月31日〆切)ですので、そちらも是非よろしくお願いいたします。
 
 
posted by togishi1 at 19:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月19日

お預かり証を・・・

 ここのところ本当に御依頼が非常に多く、嬉しい悲鳴を上げさせていただいております。
 昨日短刀の研磨御依頼を県内のお客様から正式に頂き今朝お預かり証を投函、お昼過ぎには数日前にお約束頂いておりましたやはり県内のお客様が直接お見えになり定寸の樋入りの新々刀の御刀の研磨を御依頼くださいましたので夕方にはお預かり証を作成し投函いたしました。
 いやはや、朝晩2回、お預かり証を郵便ポストに投函させていただきました。
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 既に当工房に御依頼いただきた経験のある御客様にはお馴染と思いますがこの写真がそのお預かり証です。
 当工房では正式に御依頼いただいた段階でお預かり証をパソコンで2枚作成し、うち1枚は捺印をしてお客様に郵送、1枚は控えとしてクリップに挟んで保存、そしてパソコン内のお預かり証ファイルデータも外部記憶媒体に出力して保管しておきます。こうすることでお客様ごとにお預かりしてる御刀データを管理しています。
 そう言えば、ホームページでもお知らせしておりますが年明けから毎年恒例の”リピーターフェアー”も実施いたします。お預かり証をお客様にお渡しすると同時にそのお預かり証のデータを管理することでお客様が例えばこのリピータフェアーに該当されているかもすぐにわかります。
 
 当工房に御依頼くださるお客様お一人おひとりの素晴らしい刀剣コレクションをお手伝いさせていただけるパートナー的な存在になれたらと日々思っております。
 ”お預かり証”・・・、ある意味で、当工房と御客様の絆を結ぶ重要な橋渡し役になってくれるものと信じています。
 
 
posted by togishi1 at 21:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月26日

ハバキで努力賞いただきました!

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 既にfacebookでは書かせていただきましたが、今年の研磨外装技術発表会には研磨(鎬造の部)、白鞘、白銀の3部門に出品し、研磨、白鞘の部は入選、白銀の部では努力賞を頂くことが出来ました。
 昨日は刀剣協会講堂で表彰式があり私も出席して賞状を頂いてまいりました。
 今年のハバキは例年もそうですが当工房で一番御依頼が多い銅一重ハバキで腰祐乗の化粧ヤスリ仕上げにしました。色上げ(タンパンと緑青の煮汁で煮込む)がどうにも思うように上がらず磨き地部分の処理を色々変えたり、タンパンと緑青の配合を変えてみたりしましたがどうにも3回目もダメで4回目でやっと上がりました。
 自分なりには精一杯神経を注ぎ製作したのですがまさか努力賞を頂けるとは思いませんでしたので本当に嬉しかったです。
 これも地元の師匠、研修会でご指導くださる講師の先生や先輩、そして研磨御依頼と同時にハバキもご依頼くださるお客様のおかげです。
 本当にありがとうございました!。
 努力賞を頂いたことで良い意味での欲も出ます。
 もちろんこれに慢心せず、さらに精進して研磨や白鞘でもさらに上の賞を頂けるよう研究していきたいと思います。
 さてこれから年末に向けて今年のラストスパート!たくさん御依頼もいただいてお預かりもしているので頑張りたいと思います。
posted by togishi1 at 19:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月03日

研修会から帰ってきました

 今年の研修会は8月29日〜31日が研磨の部、9月1日〜3日が外装の部でした。
 私自身は前日の28日から東京入りして研修に備えました。
 研磨の部の今年のテーマは下地研ぎでしたので整形や砥目抜きなど各人が課題とする工程を講師の先生から御指導頂きました。
 私自身も曲がりの修正法や刀身の捻じれについて、また刃ムラの修正技法について御指導頂く事が出来ました。
 後半の外装の部は私は例年通り白銀の部に参加させていただきました。
 研修用に予めロウ付けまでしていましたので研修初日からヤスリを使っての一重ハバキの整形を行いました。
 少しやっては講師の先生に見ていただくのですが微妙な肉の付け方と稜線の位置など次々に御指導頂き最終日の本日、かなり肉置きも整って整形完了となりました。
 一重ハバキってこの肉置きがやはり一番難しいですね・・・。
 それと同時に理想的な踏ん張りの程度、ロウ目の処理、ガタ付くときの押さえるポイントなどなど細かいテクニックも御指導頂き改めて学ぶことができました。
 
 前半の研磨の部、後半の外装の部ともに研修終了後には講師の先生方を囲んで懇親会があり、膝を交えて刀剣談義に花を咲かせました。
 今回の研修会で特に感じたのは”プロの為の研修会”という事です。
 研修という言葉の意味を理解すればわかることで、趣味や道楽が通用する場ではないのですから当然と言えば当然ですね。
 研修会に毎年参加して20年、そして毎年大きな収穫があります。
 今年の研修も無事に終えることができ研修会を開催してくださる日本美術刀剣保存協会、関係者の職員皆様、講師の先生、そしていつも励ましてくれる刀職仲間の皆さんに感謝しています。
 本当にありがとうございました!
 次は秋のコンクールですね。研修で学んだ事を活かして自分なりの最高の研磨で臨みたいと思います。
 
 
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2016年08月28日

今日から研修に出発!

 今月は研磨の御依頼を通常の月よりもたくさん頂く事が出来、御依頼くださったお客様方々に心から御礼申し上げます。
 昨日もお預かり証を投函しまして明日からの研修にも心置きなく集中して参加できそうです。
 ”○○殺すにゃ刃物は要らぬ、雨の三日も降ればいい”
 確かそんな言葉があったことを記憶しています。
 この○○に私の場合を当てはめれば当然”研師”が入るわけですが、雨は研ぎの仕事とは関係ないとしてもお客様から御依頼あっての研ぎの仕事であり、生活ですから数多い研師の中から当工房を選んでご依頼くださることには本当に感謝しています。
 あっ、研ぎの仕事ではないですが当工房では白鞘も同時に製作していることからつい最近、雨の影響を受けてしまったことがありました。
 ちょっと急ぎの仕事といいますか、もちろん研ぎとの同時進行ですが雨の翌日に白鞘を急遽製作することになりましたがこの時は完全に困ってしまいました。
 通常、材料は白鞘製作の数日前から木取して工房内に保管するのですが急ぎの仕事でしたので雨の翌日に軒下の濡れていない材木から木取してすぐ中通し(二つに割る)して掻き入れを行いましたがやはり濡れてはいなくても湿気を含んでいるんでしょうね、合わせ面を何回も鉋で合わせても微妙にほんの僅かですが隙が出来てしまう・・・。結局別の木を3日程度工房内で寝かせてからやり直したらピタリと隙なく出来ました。
 うーん・・・、この時ばかりは我ながら猛省したと同時にまさに”木は生きている”ことを実感しました。
  
 さて明日から年に一回の刀剣協会本部での研磨技術研修会です。
 今日から上京して明日に備えたいと思います。
 いつもはメールやLINEなどで親しくさせて頂いている研師仲間の皆さんともお会いできる事、とても楽しみです。
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2016年04月01日

新年度の研磨

 早いもので今日はもう4月1日、新年度ですね。
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 今朝、工房に入る時にふと気付いたら玄関前の庭の階段のところのチューリップも咲き始めておりました。
 もう少しするとさらに満開になるので今から楽しみです。
 なんだかうれしい気持ちにもなりましたので写真を撮ってみました・・・。
 さて今日は短刀の仕上げ研ぎに着手、金肌拭いまで完了。
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 研ぎ減りから地金が荒れており差し裏側には”疲れ映り”も現れてしまっていて地艶の段階でかなり時間をかけて荒れを抑えるように研磨してみました。
 ”もう少し肌を出しても良かったかな?”、そのような気持ちにもなりましたがこの後の刃取りでまた印象が変わっても来るのでこれで良しとしました。
 新年度最初の研ぎ上がりはこの短刀になりそうです。
posted by togishi1 at 21:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月08日

ツナギ制作

 今日の日中は予報通り4月下旬を思わせる暖かい気温で仕事場のストーブをつけずに済みました。
 3月になってからブログも書かなきゃと思いつつもあっという間にもう1週間過ぎてしまいましたね。
 先月から続けて短刀の研磨と白鞘、ツナギの制作を行っています。
 ポカポカ陽気だった今日も白鞘とツナギを制作していました。
 研ぎ上げた刀身は白鞘に収めますから拵え(外装)のほうはそのままですと鍔や切羽、塗り鞘がバラバラになってしまします。そこで刀身の代わりに朴の木製の木型を作りこれを入れて保存します。
 この木型をツナギと呼びます。俗に竹光と呼ばれることもありますが竹製ではなく朴木製です。
 tsunagi1.JPG
 こちらは今日制作したツナギです。
 差し表側は平造、差し裏側は菖蒲造という特殊形状です。 
 画像はその差し裏側、菖蒲造の面です。
 このような造りこみは一見よくありそうで中々珍しいタイプですから当工房でも過去に数える程度しか研磨させていただいたことはないですし、ツナギの制作はもっと少ないと思います。
 ですので時間をかけてじっくり製作しました。
tsunagi2.jpg 
 こちらは先月下旬に手掛けた現代刀短刀のツナギです。
 尋常な平造ではありますが現代刀ということもあって身幅も長さもタップリしています。

 ツナギを制作するときにいつも心掛けていることがあります。
 それは、単に拵えに入れて鍔や切羽を文字通りつなぎ止めておくのみならずツナギを見て元の刀身をすぐに想起できるものであるようにということ、そしてツナギ自体が美しい木製品であることです。 

 拵え入りの御刀の研磨をご検討の際は是非ツナギの制作もお気軽にご相談いただければ幸いです。

 
 
 
 
 
posted by togishi1 at 23:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする