2017年10月26日

コンクール結果

 今年のコンクールの結果が本日届きました。
 今年も昨年同様に研磨、白銀(ハバキ)、鞘(白鞘)の3部門に出品し、いずれも入選することができました。
 今年は受賞することは出来ませんでしたが、特に研磨の部に出品した御刀に関しては仕上げ研磨で困難に直面して途中で出品刀を変更しようか悩んだり、どうしても気になって早朝から着手したりでしたが自分なりに精一杯研ぎ上げる事が出来ましたし、この御刀を通して普段常用している技法だけではなく技の選択肢も増やすことが出来たことは大きな収穫でした。
 ですので今回の出品刀には大感謝しています。
 11月には協会でコンクールの勉強会が行われるのでそこで先生方や先輩方ともお会いできるのも楽しみですし学ばせていただければと思っております。
 普段から親しくさせていただいている職人仲間の皆さんの中には今年も受賞された方もいらっしゃいます。
 心からお祝い申し上げます
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2016年10月03日

切先の整形と錆の痕跡

 早いものでもう10月になりました。
 季節の変わり目とは言え今年はまだ日中は汗ばむ日もあり体調を崩さないようにしたいものです。
 先月下旬はかなり以前から決意し準備も進めてきておりました私個人の事ではありますが一つの人生の大きな転機を迎え精神的に良くも悪くも大きく揺れ動きました。
 ただ普段はなかなか気付かない事ですが周囲の人に支えられて自分という人間がいるという事を改めて実感することが出来たのもまた事実でお世話になった方々には本当に感謝しています。
 今月からは当工房も業務拡張していきますが研磨の御依頼をくださるお客様お一人おひとりとのお付き合いを大切にしていきたいと考えておりますので何卒よろしくお願い申し上げます。
kissakiseikei2.JPG
 
 さて写真は県内のお客様からご依頼いただいた脇差。
 お預かり当初は完全な錆身で曲がりやウネリはもちろんですがボテボテの地ムラで鎬線は当然蹴られて立っておりませんでした。
 昨日早朝から開始し本日午後に切先の整形まで何とか漕ぎ着けました。
 この切先は表裏とも錆の朽ち込みが酷かったために相当時間もかかりましたがまだ細かい錆の痕跡が横手筋を跨ぐような感じで残っております(写真では残念ながら写っていませんが)。
 ただ荒い砥石でガサガサ研ぎすぎますと肝心な肉まで落とす結果になりませんしそれだけは避けたいですから残りは次の改正砥や名倉砥に委ねていこうと決めました。
 まずは三つ角、刃角、それをつなぐ横手線、小鎬などの稜線の位置を定めてから切先内の錆を極力落とした段階がこの写真です。
 「う〜ん・・・、名倉までで痕跡は消えると思うんだけどなあ・・・」
 毎回のことですが自問自答しながらの作業となりました。
 形だけはバッチリ決まっても錆が残っている、うっかりすると形だけ先に出来上がって錆がまだ残っているということもあるわけで、この辺の見極めが難しくもあり経験ですね。
 とりあえずは備水砥まで完了したので明日は改正砥でちょっと様子を見てみたいと思います。👀

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2016年08月03日

備水砥の仕事

 8月に入ってから益々暑さが厳しくなってきましたね。
 日中の厳しい暑さを和らげるかのように夕方には雷雨があって少しは涼感を得ることができますが、やはり研磨の仕事にとっては決して良好な季節とは言えません。
 さてそんな中、8月1日から着手したのがこちらの御刀です。
binsui-choujiba.JPG
 お預かり当初は錆身で刃ムラ、肉ムラはもちろん切先はボテボテで決して良い状態とは言えない感じでした。
 しかし、本日の備水砥を終えた段階では画像のようにしっかりした丁子刃が浮かび上がってまいりました。
 備水砥と言う砥石は整形研磨や錆身に用いる砥石で、粒度で言いますと#400くらいですからどちらかと言うと荒い砥石です。
 しかし正しい方法で平肉を整えていきますとこのように刃紋が見えてまいります。
 荒砥よりも具体的に、そして光線の角度によっては刃中の金筋や稲妻などの働きも見えてきますから仕上げの研磨計画もこの段階で煮詰めていけますね。
 今回のこの御刀も仕上がりまでの道程と最終的な仕上がりのイメージがほぼ頭の中で出来あがりました。
 まだまだこの先の工程はありますがその頭の中のイメージ通りに研ぎ上げるべく明日からも頑張ってみたいと思います。

  
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2014年06月18日

納期のこと

当工房ホームページの”新着情報”にも記載しましたが、納期を従来の3ヶ月から6ヶ月に戻させていただきました。
いやぁ、昨年来からのたくさんの研磨御依頼を頂き、同時に納期のほうを半年程度もしくは、それ以上とさせていただいておりましたが自分なりに頑張って納期を戻すメドが立ちました。
研ぎの仕事をはじめとして職人仕事と言うのはどんなに忙しくても手を抜くことが出来ません。
ではどう頑張るかと言えば単純に一日の作業時間を増やすことしかありませんね。
当工房では通常の一日の作業時間は8時間程度ですがプラス2時間頑張ることでかなり効率も良くお客様に納品することが出来ました。(もちろん疲れてしまい、トホホな日もありましたが・・・)るんるん
7月からの受付分は早ければ秋口納品となります。
是非当工房への研磨御依頼を御検討くださいませ。

ps小柄小刀パックは別スケジュールとなりますので通常よりも早く納品できます。


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2014年02月01日

御依頼ありがとうございます

 今日は午前中にお客様がお見えになり、研磨の御依頼を頂きました。
 ありがとうございました。
 御依頼の御品は1尺をほんの僅か超える短刀ですが何かに当たったのか落としたのか刃先に数箇所細かい刃毀れ、そして切先先端は恐らく欠けたものを素人さんが荒い砥石をかけてしまったような状態でした。
 御客様の研磨の御希望事項などもお聞きして承ることになりました。

 こちらのお客様は約2年前に初めて当工房に研磨御依頼をされて今回が二回目。
 お話によると前回の御依頼で当工房の研磨に御満足いただけて本日の御依頼に繋がったとのことから非常に嬉しい次第です。
 一振りごとに製作された時代も刀工も違う御刀を研ぐわけですから毎回が本番勝負ですが、どちらの御客様にも2回目、3回目と御依頼いただけるよう全力で取り組んでいきたいと思います。
 
posted by togishi1 at 21:13| 研磨 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月31日

白鞘のことなど

 ここのところ九州の御客様の脇差を研がせていただいております。
 今日はその脇差の白鞘製作で、外面の削り出しから表面の磨きまで完了しました。↓
shirasaya-m.jpg
 それにしても年が明けてから白鞘ばかり作っている気がします。
 実際は研磨と同時受付の仕事ですので作業日数としては研磨のほうが圧倒的に多いのですが、木取りから中掻き、糊付け後に外面の削り出しから磨きまでを短い時間に次から次へと行うので結構印象深くなるのでしょう。
 それはともかく研磨の時同様に思い通りに作業が進むと気持ち良いものです。
 本日の白鞘の場合、木目を揃える為に鞘側と柄側の鯉口をXの字に切断して合わせました。
 この際、どちらから削っても逆目になるのですが予め良く研いで台も直しておいた鉋のお陰で全く逆目に苦しむことなく作業を進めることが出来ました。
 やはり道具って大事ですね・・・。
 さて白鞘も出来ましたので明日はまた刀身の研磨です。2月上旬には納品できそうです・・・。

 
posted by togishi1 at 21:27| 研磨 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月25日

硬い!(地艶作り)

jiduya2.jpg
 昨日研ぎ上がり、発送した脇差は無事にお客様のお手元に届き、仕上がりにも御満足いただけたとの御報告を頂きました。
 そのようなわけで今日は研磨作業はひとまずお休みをして地艶作りを行いました。
 上の写真が作業中の様子で、鳴滝砥のコッパを3mm〜5mm程度の厚さに割ってから大村砥という荒砥で0.6mmくらいまで薄くしていきます。
 今回の鳴滝砥は特に硬いものを選んだのですがそれにしてもメチャクチャ硬くてシビれました(驚)。写真に写っている大きさのものを一枚摺るのに30〜40分もかかってしまいました。
jiduya1.jpg
 約15cm角、厚さ約4cmのコッパを層に沿ってタガネを入れて割ったものがこの写真です↑。
 これ1枚1枚を薄く摺って作っていくのを考えると果たしていつ頃摺り終わるか・・・。
 でも仕事の終わり際に一日5枚とかノルマを決めてやれば意外と早く摺り終わるのではとも考えますがどうでしょう・・・?
jiduya3.jpg
 結局今日はこれだけ↑摺りました。(と言うよりこれだけしか摺れませんでした)
 しかしこれくらい硬い砥石は特に新刀期のものには”上げ地艶”として威力を発揮してくれますので今から使うのが楽しみです。
 ちなみに緑色っぽい部分は特に硬いです。
 
 

  
 
 
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2014年01月18日

今日の勉強会

 今日は今年初の勉強会でした。
 参加者は現在のメンバーであるMさん、Kさん、Sさん、それに初参加となるKTさんでした。
 Mさんは昨秋のコンクール出品作品を御持参下さいました。
 全体的に無難にまとめていらっしゃいますが欲を言えば部分的にヒケが付いてしまって乱反射してしまう点を改善されれば更に上を目指せるのではないかと思います。
 ヒケが付く原因は色々考えられますがMさんの場合決してマイナス的ななヒケではなく肌を出すための積極的な作業による副産物としてのものですから必ずや克服できると信じます。

 Kさんは現在は当工房勉強会に参加する傍ら、地元で師匠に師事し、本格的にプロの研師を志望して勉強中です。
 これからまだまだ学ばなければならないこともありますが非常に熱心な姿勢に他の参加者一同感心している次第です。今後は一日も早く技術を覚えて一緒にコンクールなどにも出品できるようになりたいですし、そうなるように応援したいと考えています。

 Sさんは研ぎではなく現在は専ら白鞘製作に没頭中・・・。
 本日も鯉口の合わせ方などを熱心に質問もされました。内部の掻き入れなどもかなり進歩して滑らかに仕上げられてきましたのでこの調子で行けばそう遠くない日に初めての白鞘を完成することが出来るでしょう。期待しております。

 KTさんは今回が初参加です。
 まだ実際に研磨をされてはいませんが研磨と日本刀に惹かれたとの事ですから今後も一緒に学んでいけたらと思っております。まずは少しづつ道具を揃えて”日本刀との対話”を楽しんで頂きたいですね。

 次回は2月15日(土)開催予定です。
 今後も新規参加者は大歓迎ですので御興味のある方はお気軽にお問い合わせくださいませ。

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2014年01月17日

初発送と感謝

 八王子の御客様からお預かりしておりました脇差、今日発送することが出来ました。
 今年になっての初発送ですが後は明日御客様のお手元に届いて御満足頂けたら最高ですがどうでしょうか・・・。(これがいつも気になるところですね)
 そして今回のお客様もすぐにお振込下さって、おかげさまで大変スムーズに梱包、発送とこなすことが出来ました。この場をお借りして改めて御礼申し上げます。ありがとうございました!。
 今年は年明け早々に複数のお客様からお問い合わせや御依頼を頂き、本日も名古屋のお客様から短刀が送られてきました。なかなか幸先が良い感じでお仕事をいただけて嬉しく思っております。
 御期待に応えるべくモチベーションも自ずと高まってきますね。

 さて明日は今年初の勉強会です。
 初参加予定の方もいらっしゃいますし、常連の方とも久々になりますから楽しみですね。
 今夜は今から段取りを組んで明日の勉強会に備えたいと思います。

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2014年01月09日

ブログのことで

 今年に入ってからは八王子の御客様から御依頼いただいた脇差をメインに研磨させていただいております。
 昨日の段階で内曇まで完了しましたので次回からは仕上げ研磨となりお返しできるのも間もなくです。
 さてこのブログを書こうと思い先ほど”LOVELOG”サイトを開いたら3月末日で新規投稿終了、6月末日で閲覧も終了との事、驚きとともに残念に思った次第です。
 ブログと言いますと2011年4月28日のブログで機能追加の為の移行手続き問題が解消したことを書かせて頂きましたが今回はこのブログ自体が終了して別のブログサービスに移行させるとの事で、これまた悩みの種が増えてしまいましたバッド(下向き矢印)
 あの時もエラーになるは更新できないはで非常に困りましたが今回もまた面倒くさいことになるのかなと考えてしまいますね。
 別のブログサービスで新規に始めるという手もありますが今まで書いてきたり載せた写真とか見ますとそうそうあっさり切り捨てられないのも本音ですね。
 ブログは続けたいですし、楽しみにしてくださる御客様もいらっしゃいますから何とか続けられるよう頑張ってみます。
posted by togishi1 at 21:33| Comment(2) | TrackBack(0) | 研磨 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月01日

謹賀新年

 新年明けましておめでとうございます。
 昨年中は全国のお客様からたくさんの研磨御依頼を頂きまことにありがとうございました。
 本年は更に多くの御依頼に対応させていただくべく設備増強と研磨技術の向上に努める所存でございますので何卒宜しくお願い申し上げます。

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2013年12月28日

大掃除

togibasouji.jpg
 今日は研ぎ場の大掃除を行いました。
 特に研船は通常は行わない、ひっくり返しての掃除まで行いました。
 そう言えばこの研船はもう10年以上前に大工である義父に作って貰ったものです。
 今年一年も随分と活躍してくれました。
 あっ、お客様には毎回研磨報告に画像を添付していますがその写真もこの研船の上で撮影しています。
 さて、大掃除はさすがに今日一日だけでは終わりません。
 明日は砥棚の掃除や壁、窓の拭き掃除もしなければなりません。
 ただ、今日もそうでしたが大掃除って過去に無くなった物がひょっこり出てきたりしてそれが結構楽しみでもありますね。

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2013年12月27日

仕事納め

kanemori.jpg
 今月中旬から着手しておりました関西のお客様の小脇差が本日研ぎ上がり、発送することが出来ました。最初に拝見した時はかなりの深錆でしたが御父様の形見の御品とのことで私も気持ちを込めて精一杯研がせていただきました。
 画像はその仕上がった状態です。
 実際にお手元に届くのは明日ですが、御満足いただけるといいのですが・・・。
 とりあえずはこの小脇差をもって仕事納めとなりました。

 さて昨日は九州のお客様から正式に脇差の研磨御依頼をいただき、本日お預かり証を投函いたしました。
 一振り納品しては別のお客様から御依頼を頂く・・・、こんな感じで非常に良いリズムです。
 職人にとって仕事をいただけるのは本当にありがたいことですし、今年はたくさんの御依頼をいただけてお客様には感謝しています。

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2013年12月23日

年末の御依頼に感謝とお知らせ

 あれよあれよと言う間に今年ももう残すところ一週間あまりです。
 ここへ来てリピーターのお客様御二方から研磨御依頼があり、御一方は先ほど正式に研磨御依頼を承りました。ありがとうございました!。
 もう御一方は明日あたり当工房に到着予定で御刀をお送りいただいたようですので御品を拝見してからとなりますね。
 そのようなわけでトップページの新着情報にも記させていただきましたが一応年内の受付は終了させていただきました。
 もちろん御相談やお問い合わせに関しては可能ですのでお気軽にお寄せくださいませ。
 年明けには毎年恒例となっております、”リピータフェアー”も受付開始いたします。
 錆身限定ですが今年御依頼下さったお客様で錆身の御刀をお持ちの方には大変お得な料金ですので是非御検討くださいませ。
 さて、明日は関西の御客様からお預かりしている脇差の白鞘製作に着手です。
 
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2013年12月07日

今日の勉強会

 今日は今年最後となる勉強会でした。
 参加者はKさんお一人と、いつもとは違って人数的にはちょっと寂しい感じでしたが、それ以上に濃い内容の勉強会になったと思います。
 まずはKさんにとっては初参加となった夏の研修会でのこと、そしてつい先日のコンクールでの授賞式でのことなどを話し合い、来年に向けての目標や方向性を確認しました。
 また、日本刀業界を取り巻く現状や研師としての人間関係の大切さなども話し合い、確認し合いました。
 研磨の技術的なことについてはKさんが御持参された脇差の特に切先周りについて御本人のお考え(小鎬先をもう少し下げるべきか否か等)もお話いただき私なりの考えも述べさせていただきかなり具体的な意見交換が出来ました。

 次回の勉強会は年も改まった2014年1月18日です。
 当工房勉強会に今年も参加していただいた方々には改めてここで御礼を申し上げると共に来年の勉強会も何卒宜しくお願い申し上げます。
 

 
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2013年12月05日

久々のブログ

 前回のブログからすっかり日数が空いてしまいました。
 もちろんブログに書く材料が無いほど何もしなかったわけではなく、逆に色々忙しい日々でブログを書く余裕も無かった感じです。
 その色々と言うのも例えばコンクールの授賞式参加であったり、度々ブログでも書かせて頂いているN君との交流であったり、または師匠や先輩宅へ暮れの御挨拶に伺ったり・・・等々。
 
tantoushiagari.jpg
 もちろん御刀研磨も頑張っておりました。
 画像はそのうちの一振りで本日研ぎ上がり、発送した短刀です。
 お預かりした時は部分的に深い錆で刃先はギザギザ・・・、表裏とも彫刻周りにも深錆がありました。彫刻を出来るだけ減らさないように色々工夫しながらなんとか錆の痕跡はなくなりました。
 出来口は則重を彷彿させる地金で沸えが微塵に付きなかなかの好短刀でした。
 
 年内、もう一振り行けるかな?
 研ぎ上げるまではちょっと微妙ですが、引き続き今年最後のラストスパートです。
 
 
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2013年11月23日

今日の勉強会

 今日は月例の勉強会でした。
 ご参加されたのはMさん、Sさんのお二人でした。
 Mさんは今年初めてコンクールに出品されて初入選されました。
 今日はその御報告もかねて御参加下さいました。
 お話では出品直前、研磨完了間近にちょっとした作業ミスをされてしまったようで、
その箇所だけ研ぎ直されたとのことですが、入選という結果が物語るように上手に研ぎ直し纏められたのだと思います。
 今回のコンクール出品を通して自信も付き、新たな気持ちで益々モチベーションも高まっていらっしゃるようで楽しみですね。

 Sさんは剣術を修練されていることから現在は白鞘製作の練習を行っております。
 前回までにかなり道具も購入され、今回は中掻きの状態で御持参下さいました。
 掻き入れの際のノミ跡の均しや鯉口の処理、表裏の棟方の位置の食い違いなど、細かいところでは
研究の余地がありますがそれらを一つ一つ修得していけばそう遠くない日に初めての白鞘が完成するのではと思います。
 頑張って欲しいですね・・・。

 次回は12月7日に今年最後の勉強会を行います。
 初参加の方も、過去にご参加された方でも大歓迎ですので是非足をお運びいただけると幸いです。

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2013年11月20日

コンクール結果

 本日、コンクールの通知が来まして、出品した研磨の部、ハバキの部共に入選でした。
 入選できましたことは偏に日々御依頼くださる御客様各位のお陰でもありますし、ここに感謝したいと思います。ありがとうございました!。
 さてその出品刀ですが今年は甘呂俊長極めの御刀を出品しました。
 地金が比較的健全でしたので地砥や地艶に関しては思うように仕上がりましたが、刃紋がやや眠く、特に帽子がうるんでいましたのでこの辺の処理が難しかったですね。
 ハバキに関しては例年通り、基本となる銅一重腰祐乗ハバキを製作して出品しました。
 特に肉の付け具合が微妙ですからその辺が結構難しくもあり、作品の良否を決定付けるポイントですから神経を使いましたね。

 いずれにしましても授賞式前の個別勉強会で先生方に御指摘いただいて今後の仕事に生かしたいと思っております。
 
 
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2013年11月19日

短刀の白鞘

tantousirasaya.jpg
 久々のブログ更新になりますね。
 画像は今日製作した短刀白鞘です。
 今朝、外面の削り出しから着手し午後には画像の上磨きの状態に漕ぎ着けられました。
 最終的な艶出しは刀身の研磨が完了して発送直前に行います。
 それにしても短刀の白鞘製作は長い御刀の白鞘にはない難しさがありますね。
 中の掻き入れにしても刀身の押さえ具合をどの程度にするか・・・、外面の整形にしても柄と鞘側のバランスなど一目瞭然ですから髪の毛一本分が勝負どころですね・・・。
 さて今回の短刀白鞘も比較的順調にこなすことが出来てホッとしました。

 ここのところ立て続けに短刀の仕事をやらせていただき、この短刀の次も別の御客様からの短刀に着手予定です。
 最近の順調な流れで年末に向けて頑張りたいと思っております。

 
 
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2013年11月08日

引き続き・・・。

 中部地方在住の御客様の短刀研磨、昨日午前中に仕上げることが出来て即日発送、今日無事にお手元にお届けすることが出来たと御報告を頂きました。
 相州伝の覇気ある作風の好短刀で研磨していてとても気持ちの良い作品でした。
 この短刀と同梱で一緒にお送りいただいたもう一振りの短刀も引き続き明日から着手となりますがこちらも研ぎ上がりが楽しみな作品です。
 
 さて、ホント度々書きますがここのところ新規のお客様からお問い合わせや御依頼を立て続けにいただきました。正式に研磨御依頼いただいた御客様お二方にお預かり証を投函し、今日は数日前に錆切研磨御希望でお問い合わせいただいておりましたお客様が当工房宛てに発送されたと御連絡をいただきました。
 これだけ集中して御依頼やお問い合わせをいただくのも刀剣業界に動きが出てきたのかなとも考えてしまいますが実際はどうでしょうか・・・?
 確かに冬のボーナスを見越して御依頼が多くなる時期ですが今年は特に多いのでありがたく思っております。
 
posted by togishi1 at 20:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 研磨 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする