2021年04月25日

最近読んでいる本、そしてご依頼に感謝!


 新年度になったと思ったらあれよあれよもう月末になってしまいますね。
 新型コロナも変異種なるものが猛威を振るって本日は4都府県で緊急事態宣言の初日となりました。
 先行きが見えない状態でワクチンも遅れ気味らしいので本当に不安ですがまずは感染防止にこれまで以上に努力しなければですね。
 
 さて最近、ネットサーフィンしている最中に見つけて、早速購入した本があります。これです👇


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 当然ながら日本刀の研磨には天然砥石を多用します。
 人造の砥石もたくさんありますが当工房では切先周りなど微妙な箇所の研磨には着手初期の荒目の粒度の砥石でも絶対と言ってよいほど天然砥石を用いております。
 そんなことから常に良い砥石を追及しており、天然砥石に関する本はつい手に取ってしまいますね。
 この本は地質学の専門的な観点から東日本の天然砥石の産地と砥石について解説されており、大変興味深く読ませていただいております。
 やや専門的でとっつきにくい感じは否めませんがこれほどたくさんの砥石産地、そして砥石がある事には驚かされました。
 実際には名前だけで今では入手困難な砥石も多いですが研磨の仕事に使えるような品質の石なら是非使ってみたいとも思いました。

 さて話は変わり今月は毎週のように複数のお客様からご依頼をいただいております。
 去年は3月にたくさんのご依頼をいただきましたが今年は4月という事ですね。
 
 「やはりコロナの影響かなあ・・・」と思うくらい1月、2月は低調でしたが、本当に今月はご依頼を多数いただきました。
 コロナ禍の中とはいえ当工房にご依頼くださるお客様お一人お一人に感謝して精一杯仕事をさせていただく所存です。

 今年のゴールデンウィークももう間近ですが当工房では通常通り営業します。よろしくお願い申し上げます。
posted by togishi1 at 20:20| Comment(0) | 砥石 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年02月04日

内曇地砥の選択で・・・

 Facebookページのほうにも掲載させていただいている鵜の首造りの小振りの短刀、今日は下地研磨の最終工程である内曇砥に着手となりました。
 いつも通り刃砥で細名倉砥の目を除去し刃中の働きや刃肌も存分に現れて美しい滑らかな潤いが出てきて、「よし、これで次は地砥だ」と最近特に気に入って使っている地砥でちょっと引いてみると・・・、
 「あれ?硬すぎたか?」
 肌が起きるのを通り越して大肌が裂けたようにバサバサになりかけてしまいました。
 「もうちょい軟らかめので」→「いやいや軟らか過ぎた」→「う〜ん・・・もうちょっと!」・・・。
 こんな感じで砥石棚から次々に内曇地砥を引っ張り出しては交換しながら頭の中で呟く。
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 杢目肌が比較的詰んだ鍛えなのでこれを引き出すべく硬めの地砥を使う予定でしたが結局は中間位の硬さの地砥で落ち着きました。

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 その砥石がこれです↑。
 しばらく使わなかった(何年かぶり)砥石ですがこの短刀にはバッチリの砥質で研ぎながらも好感触でした。
 御刀と内曇砥の適合性は硬さや粒度だけではなくその他いろいろな物理的な要素が絡んでくると思いますが、数年間しばらく使わなかったということは数年前に試したときはイマイチだったという事で、その砥石が今度は抜群にあったりもするのですから今更ながら不思議な気持ちになりますし面白さを感じます。
 さて明日は仕上げ研磨、今回の短刀は特にデリケートな地金ですから地艶もまた幾種類か試して最適なものを選びたいと思います。
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2020年10月19日

コッパ割り

 猛暑だった今年の夏がまるでなかったかのようにここ数日は冷え込みが厳しくなってきましたね。
 当工房でも土曜日からストーブを出しました。
 これからは寒くなっていく一方ですから、今の時期にやれることはやっておきましょう・・という事で今日は早めに研磨作業が終わったので地艶用のコッパ割りを行いました。
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 コッパというのは天然砥石の原石から砥石の形に切り出し、加工する際に出る不定形や規格外の部位の事で日本刀研磨ではこのコッパを層に沿って割ってからさらに砥石で擦り、紙のように薄くしたものを地艶として用います。
 和紙を漆で裏打ちして格子状に細かい切れ目を入れる”張り地艶”と和紙は裏打ちせずに割り砕く”砕き地艶”とがありまして当工房では大体半々づつ用意して御刀の状態で使い分けております。
 今年は研磨ご依頼をたくさんいただいたことから特に軟らかめの地艶の消費量が多かったので本日も軟らかめと思われるコッパをチョイスして割りました。
 実際は使ってみないと砥石の良し悪し、合う合わないは分からないですし御刀によっても違ってきますが長年やっているとコッパ割りの段階で割れ方や感触で何となくわかりますね・・・。
 
 さてコッパを割るまでは屋内でやれますが砥石で薄く擦るのは庭先の水道で水をかけながら行いますので今年はこれが最後のコッパ割り、艶作りになりますね。
 明日からは内曇砥に入る脇差を現在研磨中ですので今日割ったコッパを早速導入したいと予定しております。
posted by togishi1 at 17:34| Comment(0) | 砥石 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月24日

今日は内曇砥

 7月に入ってからは猛ダッシュで研磨しております。
 2月、3月に結構たくさんご依頼をいただいておりましたので一日の作業時間を大幅に増やして頑張っています。
 今のところお知らせした納期目安ギリギリで行けそうですのでもうひと踏ん張りしたいと思っております。
 さて今日は内曇砥の作業でした。
 最初に軟らかい砥質の刃砥を引いてから非常に硬い砥質の地砥を引くわけですが今回の脇差はフクレなどもあってちょっと一筋縄ではいかない様子・・・。
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 そんなことからちょっと寝かしておいた地砥をチョイスして引いてみました。
 そしたら抜群に合ってくれて心地よい研ぎ感とともに写真のような砥汁が出てきました。
 地砥の場合、その硬い砥質から砥汁が出ないようですと地金にヒキツレを生じたり、また逆に軟らかめですとベットリしてしまい肌が起きませんので選択が微妙です。その目安の一つが砥汁ですが、こんな感じの粉っぽい黒い粒子の砥汁が出れば可としております。
 久々に寝かしておいた地砥がバッチリ合ってくれて本当に嬉しくなりブログ記事に書くことにしました。
  
 さてここ数日、新型コロナの感染拡大が顕著になってまいりました。
 本当に怖い感染症だと思います。
 この4連休も充分警戒して過ごしたいものですね。
 
posted by togishi1 at 18:15| Comment(0) | 砥石 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年03月11日

今年初の艶磨り・・・

 
 今日は予報通りポカポカの春らしい陽気で過ごしやすい一日でしたね。
 昨日短刀が研ぎ上がり発送いたしましたので今日は休務・・・、このポカポカ陽気でさて何をしたかというと今年初の艶磨りとなりました。
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 これは”地艶”と言いまして鳴滝砥という京都の天然砥石を砥石の層に沿って薄く割り、荒砥で約3mm程度まで薄く磨ったものです。
 地艶は仕上げ研磨で最も重要な工程で、地金の鍛え肌や地沸えなどの地の働きを引き出します。
 本日は”下地艶"用の比較的軟らかめの砥石を磨りました。
 さて、何故今年初かと言いますと、当工房では艶磨り作業は庭先の水道蛇口元に大きな荒砥を据えて行いますのでさすがに冬場はキツいからです。今年は暖冬なのでまだ良いですが例年冬場は水道が凍って水が出ないこともしばしばですし・・・。
 「ボチボチ艶も磨らなきゃ」と考えていた矢先にこのポカポカ陽気で絶好の艶磨り日和となりました。
 今年も例年通り秋口までは休務のたびに刃艶だったり地艶だったり、艶磨りを行う予定です。
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 あれ!?、なんだか指がヒリヒリすると思ったら今日の艶磨りで指も磨っていました!(笑)
posted by togishi1 at 21:17| Comment(0) | 砥石 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年01月22日

力がある砥石

 2020年になってから最初の大仕事となった滋賀県のお客様からご依頼いただいた御刀も本日下地研磨の大詰め、内曇砥まで来ました!。
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 ご覧のように平地いっぱいに鎬地まで達するほどに広がる飛び焼きがあります。(内曇刃砥まで終えた状態)
 焼き自体は決して硬くはなくむしろ軟らかく粘りのある刃味で実際に非常に鋭い刃となりました。
 ただこれだけ焼きの面積がありますとさすがに砥石の効きは遅いので当工房所有の中でもトップクラスに位置する”力がある”内曇刃砥の出番となりました。
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 ”力がある”とは”研磨力”のことですが今回使ったこの3丁は特に抜群の研磨力がある刃砥であります。
 どの御刀を研いでもサクサクとした好感触、しかしながら巣板砥のような荒さはなく羽二重のようなきめの細かい砥目になりますので今回のような皆焼には最適と言えるでしょう。
 普通の研磨力程度の砥石ですと無理に効かせようとするあまり地金にヒキツレを起こさせて裂けてしまったり刃の谷や飛び焼きと飛び焼きの間の地部を凹ませてしまったりしますが研磨力のある刃砥なら見る見る間に滑らかでしっとりした潤いも出てまいります。
 今回の皆焼のような御刀にも柔軟に対応するために、そして大切なお客様の為に今ある”力がある砥石”は大切に、そして今年も良い砥石を求めていかねばと今日の作業をしながら感じました。
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2019年12月03日

今日は張艶で・・・

 師走に入り益々冷え込みが厳しくなってまいりました。
 夏場だったらちょっと早起きしたついでに工場に入って一仕事と言うのもありなんですがそうもいきませんね。
 先月末から着手している御刀、今日から仕上げ研磨に着手です。
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 写真は地艶の工程です。
 今回は張り地艶で行いました。(真ん中の茶色いのが張り地艶です)
 今回の御刀のように肌が非常に詰んで無地風、非常に硬い鉄質の場合、これまでの経験から張り艶のほうが纏まりも良くスムーズにいくことが多いので今回もそうしました。
 ”張り地艶”と言うのは刃艶と同じように吉野紙を漆で裏打ちしたもので、刀身の肉置きに順応するように格子状の切れ目を入れて用います。
 どうして今回のような御刀だと張り地艶のほうがスムーズにいくのか・・・?、吉野紙と漆で固めてある分、刀身への圧力が増すのだろうか?それとも他の要因で研磨力が増すのだろうか?・・・。言葉ではうまく説明できない何か作用がありますね・・・。
 同じ鳴滝木っ端から作った地艶でも砕き艶と張り艶だと全く別の石のように感じるのも不思議です。
 という事で今回も時間はかかりましたが地艶もほぼ完了しました。
 今週中の研ぎ上がりを目指したいと思います。
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2019年10月16日

秋の深まりと地艶

 台風19号、本当に甚大な被害が出てしまい、胸が痛みます。
 被害に遭われた方々には心よりお見舞い申し上げます。
 その台風が関東を過ぎた翌日、10月13日に無事に母の49日法要を執り行うことが出来ました。
 これで一段落ではありますが、自宅の祭壇が片付けられて母がいなくなった寂しさを実感させられますね・・・。
 さて、今朝は今シーズン一番の冷え込みを更新とのこと、さすがに秋の深まりを感じます。

jitsuya2.jpg
 当工房も今朝方はちょっと寒さを感じましたが通常通り研磨作業を行っており本日は仕上げ作業に着手です。
 画像は地艶作業(下地艶)の途中でパチリ!。
 これは比較的軟らかめの地艶ですので下地艶として用いましたが御刀の地金とマッチしたのか思いがけず、これで十分なほどに地刃の働きが鮮明に出てきてくれました!。(もちろんこの後、上地艶も行いました)
 地艶というのは本当微妙ですし、場合によっては本当に思うようにならず苦しい作業となることもありますが仕上げ研磨の中では一番遣り甲斐を感じる工程だと思います。そして地金に関してはこの地艶の段階が最も美しいと私は思っております。
 秋の深まりと一緒に地艶の研究も更に深めようか・・・、ちょっと真剣に考えています。
 よし、明日は時間を見つけてまた中山のコッパを割りますかね。


 
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2019年06月21日

久々のブログ

 前回のブログから約一か月経ってしまいました。
 今月は特にハードスケジュールだったこともあって、瞬く間に日数ばかり過ぎていく感じでしたね。
 そんなこんなで今日は工場と住いの基礎部分の補強工事の日でした。kouji.jpg
 段ボール箱の中に補強材の缶が入っていますが、床下の内側の基礎セメント部にこの補強材を塗ると強度が50倍以上になるとのこと・・・。
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 床下だけだから関係ないようにも思いますが、補強材成分が家屋内に飛散しない為でしょうか、バッチリ養生もしてくれます。
 そう言えば山形、新潟で大きな地震がありました。被害に遭われた方々には心よりお見舞い申し上げます。
 2011年の震災の時はここ桐生市でも震度7弱でしたのでとても他人事ではないです。
 我が家も築20年以上ですしボチボチ”揺れ疲れ”の症状も出ているようですからお金はかかりますが今回の基礎部分の補強は思い切ってやって本当に良かったと思います。
 大切なお客様の御刀を多数お預かりしているわけですから不安要素はなくしたいですしね。
 
 さて研磨の仕事のほうは仕上げ研磨でしたので地艶工程時に撮影しました。
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 地艶と言うのは鳴滝砥を紙のように薄くしたもので、親指の腹に納めて地金を磨く作業です。
 刀身に乗っている黄色っぽい粒がその鳴滝砥で粒にして砕いて使うので”砕き艶”と言います。
 その下にある茶色い四角のものは”張り艶”と言いまして、和紙を貼った上で格子状に切れ目を入れてあります。
 樋や彫刻の周囲は砕き艶だと粒が中に落ち込んでしまうので張り艶を使います。それと細直刃の場合も使います。
 もっとも、最初に師匠から指導されたのは張り艶でしたから樋や彫刻がない御刀でも手慣れた張り艶で行う場合も少なくありません。
 ただ、この御刀のように鎬が特に高い場合は砕き艶のほうが鎬際まで効かせやすかったりもしますので当工房では砕き艶、張り艶何れを用いるかはケースバイケースでもあります。
 さてこの後拭いも差しましたし日曜日には仕上がる目途が付きました。

 
 
 
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2019年04月24日

今日も艶作り!

 ここ数日は汗ばむくらいの陽気になり、水を使う研ぎの仕事としてはかなり仕事をしやすくなってきました。
 前回チューリップ記事を書いたのが7日でしたが仕事に集中していたら瞬く間にもう4月後半、ゴールデンウィーク直前となりました。
 今日はお客様からお振込もいただき御刀を発送手配などなど・・・。当工房にご依頼くださるほとんどのお客様がすぐお振込くださるのでスムーズにお客様へ発送も出来て本当にありがたく思っております。

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 さて話は変わり昨日の休務、そして今日と、鳴滝砥コッパから地艶作りをしました。
 これは”中山”と言う鉱山の砥石で硬めのものです。
 当工房では下地艶では既に軟らかい中山を使っており、この砥石が抜群であるため、今回は上げ地艶用に硬めの中山を砥石屋さんにお願いし購入したものです。
 実際に大村砥で薄く磨っている段階からかなり硬いのが分かります。
 内曇砥でも地艶でも、どちらかと言うと硬い砥石が好きですが、この砥石もなかなか良い感じの硬さですね!。もっともこればかりは実際に使ってみないことにはわかりませんが・・・。
 
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 これは前回作った中山で下地艶用の軟らかめのもの。
 大きめのものは和紙を裏打ちして”張艶”に、そして小さめのものはそのまま薄く割り砕いて”砕き艶”として使います。
 御刀の状態によって張艶と砕きを使い分けたりもしますのでこのようにスチロールケースに入れて整理しておきます。
 
 冒頭でも書きましたがすぐにお振込くださるお客様のおかげでこうした砥石も計画的に購入出来るわけですからその砥石を使って、良い研磨と言う形でお客様に還元したいといつも考えております。

 そう言えばナルメ用の刃艶もボチボチ作らねば・・・。


 
 
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2018年06月17日

京都に買出し!

 当工房の毎年恒例でもあります京都内曇砥買出し旅行から帰ってきました。
 旅行とは言っても昨日16日になった瞬間の午前0時に自宅工場を出発、17日の夜に帰ってきたわけですから日付的には一日も家を空けてはいないことにもなりますのでかなりハードスケジュールでもありました。

 買出し先は石原砥石工業さんです ⇩。
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 この立派なお住いの奥に砥石を加工する工場と事務所があります。
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 下の写真は今回行くにあたって予め希望する性質の内曇砥を伝えていたので石原さんのほうで準備して並べてくださったものです。
 ちなみに基本的には欲しいのは刃砥がメインではありますが個人的に硬めの砥石のほうが好みでもありますから目の立っていそうなやや硬めの刃砥ですね・・・。
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 そしてこれらの砥石について一つひとつご説明とアドバイスをいただきながら今回購入したのがこの下の6本です。⇩
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 実際は使ってみないと砥石の個性など詳細はわからないのが正直なところですが見た目の感じからはこういう色合いでしたら間違いはないと思うのですが果たしてどうでしょうか・・・・?、今から楽しみでもあります!。

 さて、買出しを終えてからはまず伏見稲荷大社に参拝、宇治平等院は土曜日だからでしょうか、近隣のコインパーキングすら全て満車で参拝を断念、奈良に移動してホテルにチェックイン後は東大寺の大仏に参拝。
 そして今日はホテルのすぐ近くの国宝、元興寺、新薬師寺、薬師寺と参拝して帰路につきました。
 往復で約1000kmの運転もさすがに疲れましたが無事に事故もなく行って来られましたし、砥石も買えましたし何はともあれ良かったです。


 
 
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2017年11月03日

地艶作り

jituya.jpg
 今年は秋をを通り越して夏から一気に冬になったかと思いましたが11月になってからは本来の秋らしさを取り戻し、今日あたりは逆に汗ばむくらいになりましたね。
 千葉のお客様からご依頼いただいた御刀も順調に研磨工程が進んでいることもあり、今日は午後から地艶作りを行いました。
 画像の上のタオルに乗せてあるものは天然荒砥で2mm平均の厚さに磨った”中山赤ピン”です。
 「ちょっと軟らか過ぎるかな・・・?」
 磨った感じではそう思いましたが一応この後更に粒度の細かい大村砥、そして青砥で表面を滑らかにして吉野紙を裏打ちする予定です。
 御刀の研磨作業と並行して何日かかけて作製します。

 画像に写っている下の二個の砥石は最近地艶用に購入したコッパです。
 左は一見、中山赤ピンみたいに見えますが、同じ中山でも”戸前”と言う層のものでかなり硬いです。
 右は”奥殿”(オクドと読みます)という鉱山の砥石です。乾いた感じで一見硬そうですが左の中山戸前よりは若干軟らかめです。
 京都の天然砥石は硬軟粒度様々なものがありまして、実際のところは使ってみないと何とも言えない点もありますが御刀との相性が抜群にマッチした時は驚くほどの研磨効果と結果が出せますからいつも最高の砥石を求めて準備しております。
 
 さてさて、本日磨った中山赤ピン、そしてこれから割って地艶を作る下二個の砥石はどうなりますか・・。
 使う日が今から楽しみでもあります。


 
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2017年10月20日

砥石を買いに・・・

  今日は刃艶用のコッパを買いに東京の並川商店に行ってきました!
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 これが今日買ってきましたコッパです。
 コッパというには勿体無いくらい形になっていてそのままでも使えそうですが一応コッパです。
 刃艶用のコッパは量としては既に十分持っているのですが、今回の目的は相当に硬い刃艶用コッパの購入でした。
 硬い刃艶の用途としては例えば内曇地砥のキツい止まり目を解したり、ガサ付きやすい地金の仕上げ研磨の際に、下地艶の前処理として潤いの維持として用いたり、ちょっとしたヒケの除去や横手筋切りなどにもその硬さに応じて必要になりますので当工房では多用するのですが、気付くとちょっと在庫が寂しくなっていました。
 それだけ今年はたくさんの御客様から御依頼もいただき本数も研がせていただいた証拠でもありますが同時に砥石を買いに行く余裕もここのところなかったので、今日思い切って買いに行けて良かったです!。
 さて、今日買った砥石、社長にいろいろ教えて頂きながら選んでみました。
 かなり硬いと思われるコッパを3個、中間程度のものを1個ですね。
 近いうちに割って漆で裏打ちしてみようと思います。
 それにしてもここのところの気温の変化、秋を通り越して冬になったような感じです。
 コッパを磨って裏打ちするのはさすがに冬場は厳しいので早く秋らしい陽気に戻って欲しいのですが・・・。
posted by togishi1 at 17:43| 砥石 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月06日

巣板で・・・。

 今日は巣板での研磨行いました。
 巣板というのは砥石の名前と言いますか種類と申しましょうか、天然仕上げ砥石の一つです。
 当工房では格安研磨の際に、内曇砥の代用砥石として用いております。
 suita.JPG
 当工房のfacebookページでも現在御紹介しておりますが格安研磨ご依頼の御刀を研いでおりまして本日は大半の時間をこの巣板による研磨に費やしました。
 去年から使い始めたこの巣板、本当に抜群に良いです!
 人造細名倉の砥目はグングン取れてきますし、内曇砥よりは粒度が若干荒いものの格安研磨の仕上げで用いる人造地艶なら綺麗に砥目も消えてくれますね。
 「そんな良い砥石なら通常の美術研磨でも使えばよいのに・・・」
 そんな声も聞こえてきそうですが、確かに細名倉砥と内曇砥の間に軽く入れて砥工程をスムーズにする為に使う事もありましたが最近は専ら格安研磨用です。
 と言うのはやはり粒度が内曇砥よりは若干荒目ですので羽二重のような地金になり切らず、地金の組織が立って来ないので砥目に”力(リキ)”がないと申しましょうか・・・。
 またもちろん巣板でも硬軟様々ですが内曇砥のように硬軟別で使い分けても微調整は効かないように私自身これまでのテストと研究では感じました。
 (巣板を刃引き専用としてこの巣板の後に地砥として合砥などをチョイスするのも良いかも!)
 
 それにしても今日の御刀との相性が良かったのか、砥石に当てて引いた瞬間から真っ黒い砥汁が出て心地良い感触が伝わってきて嬉しくなりました。
 今月下旬から着手予定の脇差も格安研磨御依頼ですのでもちろんその時にも使う予定ですがまた抜群に合ってくれたらと期待もしています。

 
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2017年06月12日

砥石の買い出しと寺社巡り

 今年も毎年恒例となりました内曇砥の買い出しに行ってまいりました。
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 京都は嵯峨樒原にある石原砥石工業さんです。
 この門構えをくぐるとこれまた大きく立派な歴史を感じさせるお屋敷があり、その奥に内曇砥の工場と事務所があります。
 さて今回は買う砥石は刃砥に限定にして価格はともかく、予め決めておきました砥質の条件に適合するものだけを求める事にしておりました。
 そして買ってきたのが下の写真の砥石です。
uchigumorito2017.jpg
 内曇砥は研師が蒲鉾型に丸めることから表面はノミでハツったままの状態で売られています。
 ですので見ただけではわかりませんが、水を付けさせてもらって筋の有無や色合い、硬さなどを確認して条件に合いそうな砥石を選びました。
 もっとも、最終的には実際に購入して自分なりの砥面に整えた上で使用してみないとわからない点もありますから、それが天然砥石の難しいところですね。
 また私の場合は刃砥は刃砥でも通常の刃砥よりも硬めの砥質が好みですがなかなか巡り合えないものです。
 今回の砥石、撮影前にもう一度水洗いもしながら細かい点も確認しましたが見た目的には合格なんですがね…。今から楽しみではあります。

 さて例年ですと宿泊地である奈良に直行が多いのですが最近、夫婦で寺社を参拝して御朱印をいただくことに凝っておりまして久々に金閣寺と銀閣寺に参拝してから奈良に移動しました。
 奈良のホテルにチェックインしてすぐにこれまた東大寺に行き大仏様に一年ぶりに参拝し御朱印をいただきました。
 翌日はチェックアウト前に春日大社、チェックアウト後は今年は唐招提寺に行きました。
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 この写真は唐招提寺の境内です。
 唐招提寺は何度も来日に失敗し、失明しながらも苦難の末にやっと日本に来て仏教の普及に努めた唐の帰化僧、鑑真和上のお寺で結構有名ですが観光客でゴミゴミもしていないのでゆったりと参拝できて本当に良かったです!。
 毎年ながら1泊2日の内曇砥買い出し旅行ですが砥石を買う以外にも寺社巡りが結構楽しみになっています。清水寺、平安神宮は以前一度行きましたがまた行ってみたいですし、まだ行ったことがない有名なお寺や神社がまだまだあります。あっ、日本刀の大和伝にゆかりの当麻寺にも是非行ってみたいですね。
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2017年04月18日

中山赤ピン

 ついこないだまでは朝、工房に入って真っ先にストーブに点火するのが当たり前でしたが今日は初夏を思わせるほどの陽気で気温がぐんぐん上がり汗ばむほどになりました。 
 ボチボチ、エアコンのフィルターも掃除しないとな・・・、と考えました。
 さて今日も砥石の紹介です。
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 これは”中山”の赤ピンという砥石で当工房では仕上げの”下地艶”工程で使う事が多いです。
 中山というのは京都の仕上げ砥石が産出される坑道の名称で赤ピンというのはその行動から産出される砥石の種類と言いますかその色合いが赤っぽい事からそう呼ばれているようです。
 当工房で使用しているこの赤ピン、粒度は非常に細かいものの研磨力は抜群で目詰まりすることも少なく、本当に良い仕事をしてくれるので助かっています。
 当工房では”下○○”と言われる工程、例えば下地研磨、下刃艶、下ナルメ、下磨き…等々、が本当に大切であると考えております。当然下地艶と言われる工程が地金の処理では非常に重要な位置を占めていると信じておりますので研磨力が抜群で肌の調整も思い通りにできるこの赤ピンを十二分にかけた上で”上地艶”に移行します。上地艶については後日お話しするとして、今現在着手している御刀の下地艶でもこの赤ピンが大活躍してくれました。
 中山の赤ピンだったら下地艶にすべて良いのか?・・・。私の場合はこのプラケースに入っている分しかまだ試していないのでわかりませんが、コッパだけならまだ他にあるので別のコッパも擦って試したいですね。
 おっと、その前に刃艶の裏打ちもしなきゃです。研師の仕事って御刀研ぐ以外の準備も結構あるものです。
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2017年04月05日

伊予砥

 新年度になって最初のブログになります。 
 今日は本当に春らしいポカポカ陽気でした。
 「お花見がてらドライブにでも行きたいなあ!」と一瞬思ったりもしますが、自分の場合はやはりお花見よりも工房での研磨作業のほうが断然好きですし、ありがたいことに御依頼もたくさんいただいておりますから今日も早朝から研ぎ台に乗りました。
 お昼休みに先日ネットで購入した”伊予砥”を撮影しましたので御紹介します。↓↓↓
iyodo.JPG
 伊予砥は名前の通り伊予、つまり愛媛県で採掘される天然砥石で粒度的には日本刀の研ぎでは荒いほうの部類に入ると思います。かなり前ですが本星の伊予砥を持っていてお気に入りで使っていましたが良い砥石ほど使用頻度も多いので終わってしまい、それからは備水砥を使っています。 
 たまたまネットで売りに出ていたので購入した次第で、本日自己所有の脇差で試し研ぎをしてみました。
 備水砥よりも硬い感触ながら嫌な反発感はなく砥石が喰ってくれる感触で、
「おー!、やはり良いね!」
でした
 研磨力で言ったら人造砥やセラミック系砥石には到底及ばないのですがサクサクとした天然砥特有の研ぎ感は非常に心地よいものですし古刀の切先周りの薄錆除去や微調整には伊予砥はやはり欠かせないと思いました。
 これから時間を見つけて砥面の面摺りを本格的に行って出来るだけ早い時期に実践投入したいと思います。
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2016年06月26日

毎年恒例の砥石買い出し!

 タイトル通り毎年恒例となりました京都への内曇砥買い出しに行ってきました。
 25日(土)の深夜12:00に出発、あいにくの雨天の中、高速道路をひた走り途中で養老SAとかで仮眠をとりつつ京都南ICを降りたのが既に明るくなった朝7時、それから京都縦貫道で千代川ICまで乗りそこから山道をしばらく行くと石原砥石工業所があります。
 ishihara.JPG
 昨年、残念なことにご主人が亡くなられてしまいましたが奥様とご子息夫妻で今も変わらず内曇砥を販売しています。
 今回も一か月ほど前から行くことを決めていたので私が欲しいところのやや蓮華が入った軟らかめの砥石を用意していて下さり、いろいろ教えていただきながら購入したのが下の写真の砥石です。
uchigumori2016.JPG
 いやはや、さすがに砥石の採掘と販売元ですから見せていただいた砥石すべてが素晴らしいので迷うほどでしたが今回は刃砥として使う砥石限定と決めていただので数は少ないですが自分なりに厳選して買ってきました。特に下段真ん中の砥石は大きさも厚さもタップリしており筋は皆無、確かにお値段もこれ一丁だけでかなりしましたが十分納得できる砥質で今から使うのがとても楽しみです。
 今年秋あたりから研磨業務も拡張していく予定ですので本当に良い買い物が出来ました。

 さて砥石を仕入れた後はこれまた毎年恒例ですが奈良に移動して東大寺の大仏様に参拝してきました。
 naradaibutsu.JPG
 今現在、研ぎのご依頼を非常に多くいただけるようになって嬉しい悲鳴を上げていることへの感謝、そして今私自身が人生の岐路としてちょっと考えていることもありそれに対する不安の払拭などを祈念してきました。今回は大仏様の眼がなぜか優しく見えたのは気のせいだろうか・・・。
 今回も奈良の帰りがけには斑鳩まで足を延ばし法隆寺にも参拝してきました。
 良い砥石も手に入り、東大寺や法隆寺にも参拝できて一泊二日の忙しい日程ではありましたが充実した時間を過ごせました。
 それにしても京都、奈良っていつ行っても良いですね!
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2015年06月30日

地艶作り

 早いもので、今日で2015年も半分経過と言うことになりますね。
 ”少年老い易く学成り難し”の言葉が最近身に染みる思いで感じられる今日この頃です。 
 40代も半ばを過ぎて既に老眼も怪しくなっておりますから私のような者には益々肉体的にも上記の格言が実感させられるものです。
 さて、県内のお客様からお預かりしておりました短刀も昨日午前中に発送出来、昨日の午後からは久々に地艶作りに着手しました。
 今回は下地艶に使える軟らかい艶を張り艶として用意するのが目的です。
jitsuya.jpg
 これは大村砥という荒い天然砥石で地艶にする鳴滝砥を薄くしている作業です。
 実際に摺ってみてちょっと軟らか過ぎる砥石かなとも思いましたが裏張りすると硬くなるのでちょうど良いかなとも思いました。
 そして今日の裏張り作業がこれです↓。
jitsuya2.jpg
 ちなみに撮影用に綺麗な新聞に並べ直しました。
 左下の刷毛で漆を塗り、右のタンポ(テルテル坊主)で貼った表面の余分な漆を拭き取るという作業を行い乾燥させます。
 艶作りも研師さんによっていろいろ工夫があり、秘伝的な要素ももちろん含まれ、当工房のこの作業も当然ながら企業秘密の要素もあるので細かいところは割愛させていただきますが、基本的には刀身の研磨同様に慎重で丁寧な作業が要求されるのは間違いありません。お客様からご依頼いただいた大切な御刀に直接使うものですから当然ですね。
 当工房では弟子もいないし従業員もいないのでこういう下仕事も自分でやらなきゃですが、自分で大村砥で摺って、貼る前の地艶表面を青砥、内曇砥と仕上げていくと一枚一枚に愛着が沸きますし、その砥石の癖も理解できますから実際にお客様の御刀に使用する時にはかなりの可動域を有することにもなります。
 さて、今日裏張りしたこの張地艶ですが早速次回の御刀からの導入を目指したいと思います。
posted by togishi1 at 17:35| 砥石 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月10日

帰ってきました

 3月5日から昨日の9日まで中国北京に買い出し旅行に行っておりまして、帰って参りました。
 以下に御報告をさせていただこうと思います。

 今回の目的は砥石およびヤスリなどの買い出しでした。
 beijing-mai.jpg
 今回購入した砥石類の一部です。
 赤地に白地のの”精磨油石”は粒度#180のGC(グリーンカーボン)砥石です。
 もう10年以上前から使用しています。
 研磨力は抜群で、この砥石特有のまろやかの研ぎ味が魅力ですが減りが早いのが弱点ですね。
 そのため北京に行った際はある程度まとめて購入します。
 緑色のものは同じくGCですが粒度の違う砥石が表裏に半々ずつとなっています。
 同様の砥石が日本でも鎌砥石としてホームセンターなどでも売っていますが金額的には(安さ)では圧倒的にこちらに軍配だと思われます。
 研磨力も十分で錆身からの研磨が多い当工房ではかなりの戦力と言えそうです。
 錆身からの研磨を承ることが非常に多い当工房では荒砥類は常にキープする必要がありますが上記の砥石は大いに役立っています。
 赤い柄のものはダイヤモンドヤスリ。
 ダイヤモンドヤスリはそれ自体で直接刀身を研磨するものではなく、例えば超硬磨きヘラや磨き棒の修理などに用いています。
 鉄板の表面にダイヤモンド粒子を電着してあるので使用するうちにはやがて研磨粒子が剥離し、使えなくなるもので消耗工具と言えます。
 このダイヤモンドヤスリは以前ご紹介していた”北京刀剣旅行”に掲載の”成寿寺路 朝龍五金一条街”で購入しました。
 今回、最も欲しかったのは天然砥石ですが聞いてみましたが既に採掘は終わっており現在ではどこにも売ってはいないだろうとのことでした。
 対馬砥石に良く似た性質のもので後々調べましたら山対馬と言われる砥石のようでした。
 通常の対馬砥が海から採掘されるのに対し山で採掘される同様の砥石です。
 海のものよりも非常に硬く、肌理が細やかで良質の砥汁は仕上げ研磨において大いに役立ってくれます。
 ただ、もう入手困難だとしたら今持っているものを大事に使うしかないですね・・・。

 例によって土日開催の骨董市、”潘家園旧貨市場”にも行ってみました。
 仏像や青銅器、陶磁器や古書など実に様々な骨董品が所狭しと並べられていました。
 ただ、刀剣類は全く見当たらないのが不思議でした。
 この潘家園市場のすぐ近くに”北京古玩城という骨董専門のビルがあり、そこで骨董屋のおばさんに
聞いてみたら、どうやら当局の指導で安全の為に刀剣類は売ることが出来ないとの答えでした。
 以前は青竜刀やら宝剣やら、骨董屋のメイン商品の趣で売られていたのですがこれはこれでちょっと残念ですね。
 
 私のパスポートは2010年発行の10年用パスポート、そこに北京の出入国スタンプはないので、前回の北京は少なくとも6年前ということになります。
 あの頃、毎日牛肉面を食べに行った馴染みの食堂も、ホテルのそばにあったスーパーマーケットも北京オリンピックの都市計画と区画整理のためでしょうか、跡形もなく消えていました。
 これは仕方なことですがちょっと寂しいですね。   もうやだ〜(悲しい顔)

 ただ、今回も行く先々で親切にしていただき大変満足いく旅行となりました。
 砥石もたくさん買って無事に帰って来れましたし感謝しつつ、ここに御報告とさせていただきます。
  
 
 
posted by togishi1 at 20:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 砥石 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする